就活面接研究所

就職活動のお悩み、仕事のお悩みの解決方法を、私の経験から伝えていきます!

ブログタイトル

【就活】就職活動の流れを把握しよう

みなさんは就職活動をすでにスタートしましたでしょうか?まだ始めていなくて、「そろそろ始めないと!」と思っている人や、もう始めたけど「最近やる気が起きなくて~」という人、それぞれの状況かと思います! 本日は、そんなみなさんに就職活動の流れと時期ごとに何をしておけばいいのか、逆算型でお伝えしたいと思います!

 

 

1.就職活動の流れを把握しよう

f:id:yusuke38:20191005205459j:plain


就職活動をスタートしようと思っている方は、まず最終的なゴールをイメージしておくことが大切です。ここでいう「最終的なゴール」とは、「内定をとるためにはいつまでに何をクリアしておくべきなのか」ということです。それをイメージしていただけるように、私の体験も含めながら、図にまとめてみました。

f:id:yusuke38:20191015004428j:plain

ざっくりお伝えすると、上位のような流れになります(卒業旅行など、余計なものも履いていますが、大学の一大イベントなので書き加えています笑)。さて、ここで一番重要なのは、「最終的なゴールがどこか」ということです。夏インターンを終え、希望の企業のインターンに参加できた人も落ちてしまった人もここからの時間の使い方で人生が大きく変わります。皆さんは4年生の8月の段階で希望とする企業から内定を獲得できることが、就活におけるゴールになるかと思います。そこに向けて非常に大切になるのが大学3年の夏・秋・冬にあるインターンになります。下記の記事でも記載いておりますが、就活には受験で使う模試のような存在がありません。ですので、周りの人と自分の立ち位置の違いを発見できるいい機会なので、ぜひ活用してほしいと思います。

 

 

ちなみに、私の実体験をお伝えすると、第一希望の会社に夏インターンで落ち、そこから奮起!そして見事冬インターンに参加し、優遇を頂く。そして、本面接採取試験で撃沈という流れでした。一度上手くいかなくて奮起したところまでは良かったのですが、優遇をもらえて天狗になったんですね。ですので、これを読んでいる方にはそうなってほしくないと思っています。

 

ではもう少し細かく、それぞれのタイミングでどんなことを意識しておけばいいのかを見ていきましょう!

2.それぞれの就活時期に意識すべきこと

【3年生】意識すべきこと:失敗の数だけ成長できる

就職活動において、3年生でやれることと4年生でできることはかなり異なります。そのことを把握しておかなかったために、後々「あの時期にあれをやっておけばよかった~」と後悔する就活生をよく見ます。では、具体的に3年生と4年生の違いは何なのでしょうか?3年生はインプット&検証ができる時期、4年生はインプットしたことをアウトプットするための時期になります。3年生の特徴は先述したようにインターンに参加できることです。また大学のサークルやアルバイト先には就活を経験する(した)先輩が近くにいるので、インプットできる場面がたくさんあります。一方で、大学4年生になると、先輩がいない状況になるため、話を聞ける人が限られてきます。また、5月頭頃のエントリーシート提出に向けて、今までかいてきたものをブラッシュアップする時間になるため、一から何かを考える時間はないです。ですので、3年生ではインターンマイルストーンとしながら、トライ&エラーを目指すことが大切です。そして、その時に大切な考え方は、「挑戦無き所に成功なし」です。たくさん失敗をしましょう!以下はその参考になりそうな記事です。こちらも見ていただければと思います。

 

4・5月:夏インターンに向けて動き出す

4月はインターンに動き出し始めたい時期です。この時期にスタートができると、6月から始まるインターン合同説明会に向けて、何を行っておくべきか考える時間ができるます。上記を行うに関して、意識しておきたいことををまとめましたので、必要に応じてご確認ください!

 

【やったほうがいいこと】

1.WEBテスト対策として、本を一冊といてみる

2.学生時代に頑張ったことを書いてみる

3.OB・OG訪問で、会社の見つけ方のヒントを探してみる

 また、合同説明会やグループディスカッション・面接などに参加するにあたって意外と悩む身だしなみについてもまとめておきましたので、見てみてください! 

portfolios.hatenablog.com

 

6月:合説開始&夏インターン選考

 6月からはインターン用の合同説明会が開始します。このタイミングで、「絶対に○○に行きたいから、そのブースを見に行く!」という就活生はほとんどいないです。「有名企業・名前を聞いたことある○○に行ってみようかな~」程度が大半です。ですので、大きな目的を持っていくというより、「就職活動の雰囲気を味わってみる」くらいの気持ちでいいと思います。そして、行って帰ってきたらまずはブースに参加した企業の中で興味があったところのインターンを受けてみるのがいいと思います。その際に大半はエントリーシートWEBテストを求められるかと思います。そこで、やってみて初めて対策をしたほうがいいかどうかがわかるかと思いますので、対策をしなくとも受けてみるということが大切です(もちろん、できることなら対策をしましょう!)。6月に行っておくといいことも下記まとめてみたので、ご確認ください!

 

 【やったほうがいいこと】

1.インターン合同説明会に参加してみる

  2.学生時代に頑張ったことを書いてみる→先輩に見せてみる

3.グループディスカッションのイメージを持ってみる

7・8月:夏インターン / 大学テスト時期

夏直前になると、インターン選考が迫ってきます。ここで少し注意したほうがいいのは、 インターン選考と大学のテストの時期がかなり重なるということです。特に3年の前期で単位を取得しきろうと考えている大学生が多いかと思いますので、エントリーシートを提出するタイミングと大学のテストの時期が重なり、地獄になります(私はなりました笑)。その状況をできる限り避けるためにも7月より前にいかにエントリーシートが作りこめているか(汎用性のある内容になっているか)が大切です。そのために他者視点を入れる活動を行いましょう。ここでいう他者視点とは、先輩や社会人からのフィードバックのことです。エントリーシートを書いてみると分かるのですが、書き方が分からない・この内容でいのか分からないという2つの分からないに直面します。この「2つの分からない」は人にアドバイスをもらうことですぐに解決の糸口が見えること(解決の糸口がわかるだけで、すぐに解決するわけではないので注意です!)なので、ぜひ相談してみてください!

【やったほうがいいこと】

1.エントリーシートのアドバイスをもらう 

  2.大学のテストの日程を確認して、追い込める度合を確認する

 

10月:秋インターン

10月は秋インターンに向けた活動が多くなるかと思います。ここは人によって受ける受けないを使い分けたほうがいいでしょう。そのために、まずはどんな目的で受けるべきかを考えたいと思います。まず、インターンと秋インターンの違いですが、受けに来る層が異なります。夏は比較的時間があるので、誰でも行きやすいですが、秋インターンは大学の講義がある中で受ける必要があるため、わざわざ受ける人が限られていきます。そのため、1dayのインターンを活用することをオススメします。1dayのインターンですと、実際の面接やエントリーシートを求められることもあまり多くないので、それよりは業界・企業理解をするために活用するのがいいと思います。その際に、できれば興味のある業界よりも興味のない業界を受けてみるといいと思います。この理由は3つあります。1つ目は、面接等がないので興味のない業界でもインターンに参加しやすいこと。2つ目は、興味のない業界でも話を聞いてみたら実は面白いということがあること。3つ目は、本選考で「なんで他の業界じゃないか?」に答える情報を得るためです。3つ目について補足をしますと、最終面接などで、同じようなことができる他業界を選ばない理由を答える必要に迫られることがあります(甘いものがいい!→チョコレートだと、なんで果物を選ばなかったのかの説明にはなりませんよね?そんなイメージです)。冬インターンになってしまうと、本選考も近づいてくるので、興味のない業界に手を出す余裕はなくなりますので、秋のタイミングで今は興味のない業界のインターンに参加してみるのをおススメします!

【やったほうがいいこと】

1.興味のない業界のインターンに申し込んでみること

 

 

 11月・12月:冬インターンに向けて動き出し

11月からは夏インターン・秋インターンで得た情報をもとに、どこを受けるか考えていく時期になります。この時期になると、そろそろ本選考が目の前に迫ってくる時期なりますので、本当に行きたい業界・企業のインターンを受けてみて自分の立ち位置を把握することが大切です。企業によっては、本選考での優遇などを行う企業も出てきます。ここまでには、エントリーシートの内容を面接で突っ込まれてもある程度こたえられる状況を作っておきたいところです。そのための自己分析とOB訪問でのブラッシュアップも進めておきたいところです。そのため、そろそろ受ける企業を絞り始めましょう。私の場合は、四季報を活用し、興味のない企業にはバツ、興味のある企業にはマルをつけ、バツ・マルをつけた企業の共通点を書きだして、自分の興味を言語化することにつとめていました。

【やったほうがいいこと】

1.面接に向けてエントリーシートの内容をブラッシュアップする

2.OB訪問で面接の練習をする

3.受けるべき企業を絞る

1月:大学テスト

1月は夏同様に冬インターンの時期と大学のテストの時期が重なります。ただし、ここで単位が取れないと非常に無駄になってしまうので、必ず取り切ってください

 

2月・3月:冬休み(最後の調整時期)

2月・3月は最後にインプットができる時間になります。4月からはエントリーシートの提出などで忙しくなり、情報をインプットできる時間はないと考えたほうがいいでしょう。また、2月・3月は大学内での企業説明会が行われる時期でもあります。そのため、ここまでで企業の情報が集めれらていない人は、最後のチャンスとして集めに行きましょう。一つ一つの企業に足を運ぶよりもかなり効率的にまわることができる機会なので、有効に活用してほしいです。私はこのタイミングで空いた時間を有効活用するために、サークルの友達と面接練習を行ったり、エントリーシートのダメ出しを行ってもらったりました。情報を集めるだけでなく、学生がたくさん集まる時期でもあるので、このタイミングで有効活用しましょう。また、先述したように4月からはエントリーシートの提出ラッシュになるので、その前にある程度のクオリティーエントリーシートには仕上げておきたいですね。そのうえで、希望する企業の社員へOB訪問を行っておいて、その企業の方から見たらどう見えるのかフィードバックをもらっておくことをしておくと良いです。これは社会人から見た話になりますが、4月からは新年度になり社会人も忙しくなります。そのためOB訪問を受け付けてくれる可能性がガクッと低くなります。新年度より前にOB訪問はやり切ってしまいましょう。

【やったほうがいいこと】

1.企業理解(興味があるところ・ないところ)が足りていない場合は足を運ぶ 

2.OB訪問は活用しきる

3.自分の足りていないところを埋める

 

 さて、ここまでは3年生の流れでした。これだけ沢山のことを行うとなると、1秒も無駄にはしたくないですよね!そして、ここからが本番のスタートです!

【4年生】意識したいこと:インプットはできない、アウトプットする時間しかない

4年生では、もうトライ&エラーと言っている余裕はありません。いうなれば弱肉強食の世界です。ここからできることは、今までインプットした内容をいかにアウトプットできる状態に出来るかが勝負です。少し具体的にお伝えしますと、3年生では「企業はこんな人材を求めているらしいぞ」であったり、「こんな内容を面接で伝えるといいらしいぞ」という状態でいいのですが、4年生では実際にそれらを面接官などで伝わる状態にしないと意味がありません。いうならば、「伝える」と「伝わる」は違うわけです。このあたりに関しては過去に記事を書いておりますので、そちらを見ていただければと思います。また、少しテクニック的な部分になりますが、面接に向けて、面接官は何を知りたがっているのかを意識することも必要になるでしょう。今までは伝えたいことを伝えていても面接に合格していたかもしれませんが、ここからは「相手が知りたいことを伝える」ことが重要になります。そこをはき違えてしまったがために、インターンでは合格を得れていた学生が、本選考になって急に内定が出ないという状態になっていしまうこともあります。ですので、いかに正しいアウトプットをできるかが肝になります。

4月:面接開始

早い企業ではこの時期から面接がスタートします。特に人材系はこのタイミングで面接でスタートする企業も多いです。戦略的なことをお伝えすると、いきなり本命に企業を受けに行くのはやはり危険ですので、このタイミングで面接を受けることをおススメします。特に人材系はフラットな質問が多く、サービス系でもあるので、人当たりの良さを見てもらえます。ここでもし1次面接で落ちてしまうようであれば、内容以前になにか課題がある可能性が高いので、ぜひあたり前の部分の確認に立ち返ってみてほしいと思います。

【やったほうがいいこと】

1.面接の経験を積む

2.1次面接で落ちてしまう場合は当たり前のことを振り駆ってみる

 5月:Webテストエントリーシート

このタイミングで8月の面接に向けてエントリーシートの提出とWEBテストの受験がラッシュになります。WEBテストに関しては、3年生の段階でいい結果を出せた人はそれを使いまわせるので、エントリーシートの提出に力を割いてほしいと思います。エントリーシートは一度提出すると確認が出いないパターンもありますので、必ずコピー等を取っておきましょう。余談ですが、過去に横に座っていた人がWEBテストの答えを見ながら解いていた学生がいました。その学生が解き終わってから出た画面が、説明会後の時間で再度同じ問題を受験してくださいという表示(?)が出たようで、その学生はものすごく焦っていました。おそらくすべての学生さんにその画面を出していると思うのですが、特に金融業界のような信頼が大切な業界では良くある話だと思いますので、あまり悪さはしないほうがいいかなと思っております。

6月~8月:面接開始

ここからはグループディスカッションや場合によっては面接の開始となります。このタイミングでできることは本当に限られています。とにかく悪あがきとして、情報収集を行うことをおススメします。みん就や就活会議がメインになるかと思いますが、グループディスカッションのお題や面接で聞かれる質問を把握できればそれだけでアドバンテージになります。また、面接で答えた内容に関しては、次の面接官に話が引きづがれる可能性も高いので、ぜひその日中に振り返りを行っておきましょう!最終面接ではほかの業界でない理由等、深い質問が来ることもあります。そのため、このタイミングで一度社会人に面談を行ってもらうことが必要でしょう。

【やったほうがいいこと】

1.面接の振り返りを行う

2.面接に関する情報収集を行う

 

8月:内定承諾

 見事内定を獲得できたら、最後は自分に合った企業をしっかりと選ぶことが大切です。迷うこともたくさんあると思いますが、内定を取った後は、選ぶ側になりますので気になることがあればどんどん人事の方に質問をしたほうがいいです。私は2つの会社で迷っていたので、その両方の会社にお願いして社員の方に会わせていただいたりして、働くことへのイメージを持ったうえで選択を行いました。

 

 

portfolios.hatenablog.com

 

 

8月以降:企業内研修等 

内定を取ったら終わりではありません。むしろここからがスタートです。皆さんの前にはたくさんの壁が待っていますが、ここまで頑張ってこれたみなさんであれば問題はないはずです。現状に満足せず、残りの学生生活も自分のための時間として活用してほしいと思います。

 

3.まとめ

自分の希望の人生を歩むための大きな岐路となる就活。ここをぜひ頑張り切って、自分の道を自分で切り開ける人になってほしいと思います。内定はゴールではありません。ぜひ自分は何を行いたいのか?という視点は大切にし続けてほしいと思います。

 

本日も最後まで見ていただきまして誠にありがとうございました。