就活面接研究所

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【自己分析】自分の強みの探し方

自己分析って何をすればいいのか分からなくて、難しいですよね。「自分の強みを絞り切れない」という方や「そもそも何のために強みを理解することが必要なのか?」という人、それぞれいらっしゃると思います。というわけで、本日は面接でも聞かれる自分の強みの探し方について考えてみようと思います。

 

 

1.就活で強みって何のために使うのか

さて、「自分の強み」と聞いて皆さんはすぐに頭に何が自分の強みか思いつきますでしょうか?パッと思いつく方もいれば、そうでない方もいるかと思いますが、そもそも何のために就活では強みを聞くのでしょうか?ちょっと考えてみてほしいと思います。

 

私は、就活で強みを聞く意図を自分の得意なフィールドを理解できているか知りたいから聞くと考えています。仕事につくと、特に1年目は仕事に慣れるだけでも大変なことばかりです。そんな中ですと、自己肯定感がものすごく下がります。実際に私自身は社会人1年目にかなりやられました(笑) ですが、私自身が強みと思っていた諦めない姿勢があると確信していたので、社会人1年目は最後までやり抜けたと思いますし、結果を出すことができたと思っています。みなさんは強みを仕事で活かすイメージはできていますか?

2.強みはどうやって探すのか

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先程、「強みは自分の得意なフィールドを理解できているか知りたいから聞く」とお伝えしましたが、そんな皆さんの強みの質を知りたい面接官は何を行うでしょうか?質が高い強みであれば、再現性が高いはずなので、直近(大学生活)だけでなく過去(高校以前)でも発揮されているはずですよね。これこそ、面接官が知りたい再現性が高い力を持った就活生ということになります。ですので面接においては直近に発揮された強みだけでなく、過去にも発揮をされた強みを伝えると良いです。実際に最終面接に近くなると、「強みが発揮された経験って学生時代に頑張ったこと以外の場面であるか」ということを質問される場合があります。

ここで、「じゃあ、強みってどうやって見つけるんだよ!」という声が聞こえてきそうなので、私が行っていたこと3点をお伝えします。

 

1:各時期におけるイベントを洗い出す

まず、記憶に残っていることが大前提となるので、記憶に残っている可能性の高いイベントを洗い出します。私の場合は、部活、学校行事、勉強(定期テスト)、友達関係の4つで洗い出していました。

2:イベントごとの自分の行動を振り返る

イベントを洗い出したら、それぞれの時期でどんな行動を行っていたかを思い出せる範囲で洗い出します。それは、継続的に行ったことでなくても問題はありません!例えば、私の部活での場合は中学3年の最後の大会直前で骨折をしてしまったが、最後の試合に出場するために、体力向上を目指してランニングを行なったなどです。

3:「なんで」その行動を取ったか振り返る

そこまで完了したら、「なんで」その行動を取ったかという気持ちの部分を振り返ってみてください。行動の裏には必ず想い・考えが隠れているはずです。そこの部分がみなさんの強みとなる思考の根幹になります。先の例では、最後まで試合に出場することを「諦めたくなかった」という想いからランニングを行っていました。

4:各時期の思いの共通点を見つけ出す

最後は幼いときから今までの思いの共通点を探し出しましょう!ただし、ここで気を付けたほうがいいことは、思いを具体的に書き過ぎていると、共通点になりにくいということです。ですので、同じような方向性の思いをまとめて、一言で表すなら?という問いを投げてあげるといいでしょう。

 

3.強みは業界ごとに使い分けるべきか

自分の強みが見えてきたら、それで終了!というわけではないですよね?実際には面接等でその強みを面接官に伝える必要があります。ここで、改めて思い返してほしいのはそもそも何のために就活では強みを聞くのかということです。仕事を行う上で、その強みがどう活かされるかイメージができているかが大切です。そのためには、「仕事の○○な場面で私の強みが××のように活かされると考えている」という話を相手に伝えることができればGOODです!言い換えると、強みを業界によって分けるというよりかは、業界(仕事)の理解を深めて、そこの場面で強みがどう役に立つのかを伝える方が大切ということです。

 

では、なんで業界ごとに強みを変える必要がないかも考えたいと思います。皆さんが考えた強みの大半は以下の3つに分類できるかと思います。

 

1:コミュニケーション力系(心)

周りを巻き込むためのマインドを持ち合わせているか

キーワード・・・顧客目線に立つ 相手の気持ちに立つ 誰とでも打ち解ける 

2:計画力系(技)

数打てば当たるではなく、考えて行動する力があるか

キーワード・・・こつこつ 目標をしっかり立てる 

3:行動力系(体)

机上の空論だけでなく、考えを実現できる力があるか

キーワード・・・諦めない やり抜く 思い立ったらすぐ行う 

 

そして、この3つの力はどんな仕事にも必要な力になります。そもそも仕事とは利益を上げることが大切になります。そして利益を上げるためには、お客さんからお金を頂くことが必要になります。お客さんからお金を頂くには、価値を一緒に作る(コミュニケーション力)・価値を考える(計画力)・価値を伝える(行動力)という行動が必要になります。それぞれ完璧に分けきることは難しいですが、幹となる力に間違いないです。どんな仕事においても必要な3つの力になるからこそ、業界ごとに変える必要性はないんですね。

4.まとめ

本日は自分の強みの探し方についてお伝えしました!面接で求められることは、その強みは質(=再現性)の高い強みかということを伝えることです。ぜひ、過去の自分から今の自分まで一気通貫している強みを探してみてほしいと思います!また、強みを理解するだけでなく、志望する仕事において、どのような時にその強みが役立つのかというところまで考え抜けていると良いでしょう。ぜひ自分の強みだけでなく、仕事の理解も深めていってくださいね!

 

 

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