■この記事を読んで欲しい人
資格の勉強をするか、その他の活動をするか迷っている就活生
■この記事を読んだらどうなるか
資格は取るだけではなく、取る目的が大切な理由が分かる
履歴書を書く際に、資格欄が必ずありますよね!就活に向けてTOEICや簿記、FPなどの資格を取ろうと考えている方も多いのではないでしょうか?「資格があると有利らしい」という情報や「資格はあまり関係がない」という話など、様々なことがささやかれています。今回は、そんな資格があると就活で有利なのか?ということについてお伝えしたいと思います。
1.資格があると就活で有利になる
いきなり今回の記事の回答に迫りたいと思いますが、資格があることは就活において有利になると断言できます。これは、資格=努力できることの証明になるからです。ただし、資格=努力できることの証明にならない資格もあります。
例えば、小学生が英検3級を持っていたら凄いと感じるかと思いますが、大学生が英検3級を持っていても当たり前と思われますよね。努力したことの証にならない資格を記入しても意味がないので、気をつけましょう。
では、資格があればどの程度有利になるのでしょうか?皆さんが採用側に立ったらどちらを採用するか考えてみてください。
就活生A:TOEIC800点 簿記2級
就活生B:漢検3級
当たり前ですが、就活生Aを選びますよね?では以下の状況だとどうでしょうか?
就活生A:TOEIC800点 簿記2級 大学時代はサークル三昧で頑張ってきたことは無い
就活生B:漢検3級 アルバイトやインターンを経験して、チームをまとめた経験がある
こうなると、さっき就活生Aを選んでいた人も、積極的に就活生Aを選べなくなりますよね?資格が有利というのはこの程度でしかないということです。
「資格があることは就活において有利になると断言できます。」と先ほどお伝えしましたが、正確には「(資格がない人と比較する際に)(頑張ったことが証明できる)資格があることは就活において(採用に迷ったときに)有利になると断言できます。」ということです。
2.資格を書いたら落とされた!?
むしろ、就活において資格を書いたがために落とされてしまう方もいます。そもそも、資格というのは何かしらの目的のために必要な手段です。例えば、外資系で働くため(=目的)には英語力の証明が必要なので、TOEIC(=手段)が必要になる、といった具合です。
資格を書くということは、面接で資格を取得した理由が聞かれることがあります。そこで、単に資格取得を目的としていた場合、返す言葉に詰まってしまい、落とされてしまいます。逆にTOEICや簿記といった、多くの就活生が取得するような資格でなくても、取得した目的がはっきりしていれば評価されます。
私の場合、履歴書にTOEICと英検の他に、ビール検定3級と中国語検定2級を書いていました。ちなみに誤解ないように書くと、中国語検定は6級が最上級で、2級ぐらいまでは漢字のニュアンスが分かる日本人なら1か月くらい勉強すれば取得できる資格です。
なぜそんなマイナーな資格をわざわざ書いたのかというと、資格を取得した目的がはっきりしていたからです。私はアルバイトで同じ大学生を動かす役割を担っていましたが、その時に仲良くなるきっかけとしてビールネタが必要な人がいました。そこで私はビールに詳しくなれば仲良くなれるのではないかと思い、勉強をしました。同じように、中国語も、中国人しかいないゼミになぜか入ってしまい、どうやって仲良くなろうかと考えた末に取得をした資格です。
資格自体はおそらく、今の仕事で使うことはないでしょうし、今後の仕事でも使うことはないと思います。ですが、資格を取得した理由(行動)については仕事で生きる部分になります。実際にある企業で、面接で突っ込まれ、上記の説明をしたところ非常に納得していただけました。
繰り返しになりますが、資格というのは取ることが目的ではなく、何のために取ったかが大切です。
3.まとめ
今回は資格があると就活で有利になるのか?ということをお伝えしました。 資格というのは、最後にどちらにするか?となったときに効果を発揮するものであって、直接的に内定に直結するものではありません(外資系であれば、足切りに使わるケースはあります)。冬以降で資格の勉強を行うくらいなら、自己分析の時間にしたほうが、間違いなく内定に直結します。逆に、資格を既に持っている人は自己分析の一環として、何のために取得したのか振り返ってみてください!
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