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【面接】志望動機の作り方

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インターンや本選考に向けて志望動機を練り始めている方も多くなってきているのではないでしょうか?どんな面接でも必ず聞かれる志望動機ですが、作るのは一筋縄ではいきませんよね・・・。普段就活のお手伝いをしている中でも、「志望動機が作れなくて・・・」という悩みが1番じゃないかと思うくらいに多いです。そこで、今回は志望動機の作り方についてお伝えしたいと思います!

 

 

1.良い志望動機と悪い志望動機とは

今まで100人近い志望動機の添削をしてきて、一目見て良い志望動機と悪い志望動機が分かるくらいにはなってきました。皆さんが面接官であれば、以下の志望動機は良い志望動機と判断するか悪い志望動機と判断しますか?

 

例1)

私は貴社の○○というサービスに感銘を受けたため、貴社を志望いたします。具体的には貴社の○○に××という特徴があり~。

 

例2)

私は貴社の○○という企業理念に共感し、貴社を志望いたします。私の大学時代に××という経験をし、その経験が○○という企業理念と重なっており~。

 

例3)

私は貴社の○○という方とお会いして、貴社を志望いたしました。○○という方は××という良いところがあり、そのような環境で私も働きたいと思い~。

 

例4)

私は貴社で○○という夢を叶えたく、貴社を志望いたしました。私は高校時代の経験から××ということが大切だと思い△△という商品を作り~。

 

さて、皆さんが面接官であれば、どの例の就活生に合格を出したいでしょうか?それぞの例について見ていきましょう。

 

例1について

例1の志望動機はサービス(商品)に対する感銘を軸に志望動機を構成しています。サービスに対する賞賛は良いことなのですが、内定を出したい学生はサービスを作る学生であって、サービスを受け取る学生ではありません。サービスを受ける人は購入者です。ですので、例1の志望動機では「良いファンですね!これからも宜しくお願いします!」ということで、不合格になります。

 

例2について

例2の志望動機は企業理念に対する感銘を軸に志望動機を構成しています。実際に自分の経験をもとに文章を構成している部分はまねるべき点です。また、企業理念というのは企業の顔でもあります。つまり、その理念をもとに働いている方がたくさんいるので、マッチング度合としても高いと思います。ですが、志望動機に企業理念の話をしても、そんな就活生はたくさんいます。というよりは企業理念に共感できない企業を受ける就活生っているのでしょうか?と疑問に感じます。例2の志望動機では「間違ってはいないけど、他でも見た就活生だね。」と思われて、不合格です。

 

例3について

例3の志望動機はその企業で働く方に対する感銘を軸に志望動機を構成しています。これなら、他の就活生と被る可能性は限りなく0です。差別化も完璧です。ですが、実際に働く際にはその方と同じ部署、チームで働ける保証はどこにもありません。もっと言うと、その人が企業を辞めれば私も辞めますと伝えている志望動機になっています。そんな就活生に合格を出したい企業はありますでしょうか?ないですよね。例3の志望動機では「うちの人材をほめてくれてありがとう」と言われ、不合格です。

 

例4について

例4の志望動機は夢を叶える手段が企業であることを軸に志望動機を構成しています。これがまさしく良い志望動機なんですね。その理由をお伝えすると、まず会社を良くするための考えが詰まっています。あくまでも会社から何か環境を整えてもらう受け身の姿勢ではなく、自ら新しい商品を作ろうという主体性が表れています。また、単に思いついただけではなく、過去の経験からなんでその商品が必要だと思ったのかという背景が書かれているので、唯一無二の志望動機となっています。合格です。

 

良い志望動機と悪い志望動機の内容をまとめると

【良い志望動機】

・やりたいことがハッキリしている

・過去の経験と絡めることができている

・他の就活生が真似をしないオリジナリティーがある

・受け身ではなく、主体的な姿勢である

 

【悪い志望動機】

・やりたいことがあいまい(=誰でも書ける)

・過去の経験と絡めていない(=誰でも書ける)

・環境に対する依存度合いが高い(=誰でも書ける)

 

となります!結局のところ、誰にも書けない志望動機とは、自分のことと絡めることなんですね。みなさんの志望動機は良い志望動機ですか?それとも悪い志望動機ですか?

 

2.志望動機で何を伝えたい?

では、改めて志望動機を書くためには何を振り返っておく必要があるでしょうか?オリジナリティーのある志望動機を書くためには徹底的に自分の過去と未来を考えることが大切です。それでは自分の過去と未来とは何かを見ていきます。

 

自分の過去とは

自分の過去とは、これまでの興味の塊だと私は考えています。例えばずっと人の世話をしてきた方は、人を良くしたいという想いがある方だと思いますし、人を笑わせてきた方は、人を元気にしたいという想いのある方だと思います。自分の過去をしっかりと振り返ることで、そもそも自分の興味関心は何なのか?ということを明らかにしていくことができます。

 

自分の未来とは

自分の未来とは、自分がやってみたいこと、すなわち夢です。ただし、夢といっても○○が作りたいというアクションだけではありません。企業も同じですが、商品やサービスはあくまでも何か環境を作るための手段でしかないです。志望動機でまず伝えるべきは、どんな環境を作りたいかということです。例えば私であれば、自分が関わった人の人生の傾きを変えたいというのが夢(=作りたい環境)です。そのために、一人でも多くの方に影響を与えるべく、マッチングアプリやブログを通して、就活に関する情報提供を行っています。このように、手段と目的をはき違えてしまうと、その会社を志望する意味が薄れてしまうので、注意しましょう!

 

3.志望動機を書く上でオススメの型

では最後に、実際に書くとなったらどう書けばいいのか、今までの点を踏まえてみた内容をお伝えします。

 

₋₋₋₋₋以下オススメの型₋₋₋₋₋

私が貴社を志望する理由は○○という夢を叶えたいからです。私は大学時代に経験した××ということから、○○には△△(=サービス・商品)が必要だと考えています。具体的には◇◇(=ターゲット)に対して、△△というサービスを提案していきたいです。私の強みである▢▢ということを活かして、私の夢である○○を叶えるために貴社を強く志望しております。

₋₋₋₋₋以上オススメの型₋₋₋₋₋  

 

これを埋めることができるだけでも他の就活生と比べてしっかりした志望動機になるはずです。もちろん型だけでは良い志望動機は書けませんので、併せて自己分析や業界研究なども行っていきましょう

 

4.まとめ

なかなか何を書いたらいいのか分からない志望動機の作り方についてお伝えしました。すぐに書けるようになることは絶対にないからこそ、早め早めで行動して、自分だけの想いある志望動機が作れるといいですね!ぜひ志望動機を書くこと詰まったら、この記事を読み直してみてほしいと思います!

 

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