10月ごろになって、未だに内定をとれていない就活生や第一志望の企業には落ちて志望とは異なる企業に入社をしようと考える就活生もいるのではないかと思います。私は、大学4年生を2回経験していて、1回目は第一志望の企業に最終面接で落とされ、他の企業に入社予定でした。ですが、卒業まじかまで心の中のもやもやが晴れず、「本当にこのままでいいんだろうか?」という想いをずっと抱えていました。「ここで自分に嘘をついたら、いつまでも言い訳を人生になる」と想い、就活浪人を決意しました。結果として、一度落ちた第一志望の会社から内定を頂け、満足する形で就活浪人を終えることができました。あんまり情報が出回っていない就活浪人に関して、私が感じた有利な点、不利な点をお伝えしたいと思います。
1.就活浪人して分かったこと
就活浪人して分かったことは、就活浪人自体が不利に働くかどうかは業界によるということです。例えば金融系は資格がないと働くことさえもできない業界になります。そのため、外から人を入れたりするよりは、企業内で人材育成を行うほうが効果的に企業を経営していけます。つまり、若ければ若いほど良いというタイプの業界なので、金融系は就活浪人に対しては否定的です。その一方で、年齢に関係なく人当たりを重視するサービス系の業界もあります。特に営業職に関してはその傾向が強いと、就活浪人をして感じました。つまり、サービス系の業界は就活浪人に対して寛容的な業界になります。
就活浪人自体が有利・不利というよりも、業界によって就活浪人を気にする業界と気にしない業界があるということは、ぜひ知っておきましょう!
2.就活浪人する前とした後の就活で変わったこと
では、業界によって就活浪人を気にする業界と気にしない業界があるとお伝えしましたが、就活浪人を気にしない業界があるとはどういう意味なのかお伝えします!
サービス系の業界であれば、就活浪人について何も聞かれないというわけではありません。サービス系の業界を受けていても、ほぼ十中八九、「なんで入学年度と卒業年度にずれがあるのか?」ということは聞かれます(ちなみに私は、浪人、転部によるダブり、就活浪人とコンプリートしてしまったので、根掘り葉掘りつっこまれました笑)。
就活浪人をした背景をしっかり(相手が納得する理由で)答えることができれば、面接官も鬼ではないので、他の面を探るために質問を変えてくれます。一方で、就活浪人した理由に妥当性がなければ面接官は深堀をはじめます。そうなると、本来伝えたいことである志望動機などに時間が割けず、何もアピールできずに終わることもあります。
ここだけ見ると、大変そうに見えますが、就活の1週の流れを経験しているので、「いつまでに何を行わないといけないのか」ということを把握できていることは他の就活生と比較してかなりのアドバンテージとなります。
3.就活浪人をするなら
就活浪人をするなら、本気でやりたことがあるが、取り掛かるのが遅かった就活生や、自己分析を深めていった結果、今の内定先とやりたいこととがマッチしていないという就活生に限定した方がいいと思います。そして何より「これ以上言い訳をしない。口ではなく行動する。」に尽きると思います。就活浪人を決意した方は、ぜひやり切って欲しいと思います。
4.まとめ
なかなか世間には話を聞くことができない就活浪人についてお伝えいたしました。私は就活浪人をして、第一志望の他も内定を頂く事が出来ました。この経験は今の自分にとっても「とにかくやり切る」という思いの下地となっています。もし就活浪人を少しでも考えているという就活生がいましたら、連絡いただければと思います。
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