みなさんは圧迫面接という言葉を耳にしたことはありますか?ストレス耐性を見るという目的や、予想外の展開でどんな行動をするか確認したりする目的で圧迫面接を行う企業もあります。私はある企業で面接を受けた際に、この圧迫面接を経験しました。ネット上なとでまことしやかに言われているだけで、そんなことする企業があるの?と思っていましたが、そんなことする企業はありました(笑)実際に圧迫面接でもやもやした気持ちになったので、事前に詳しく知っておけば対応できることはたくさんあります。そこで今回は圧迫面接とはどんな面接で、どのように対応すべきかかお伝えしたいと思います。
1.圧迫面接ってどんな面接?
圧迫面接と聞いてみなさんはどんな面接をイメージするでしょうか?めちゃくちゃ怒られる?それともめちゃくちゃ詰められる?もしくはめちゃくちゃ否定される?私が実際に経験した圧迫面接は1回だけですが、その1回には怒鳴られ、詰められ、否定されました(笑)
三次面接くらいだったと思うのですが、部長クラスの方に、私がやってきたことを話すと「そんなんだからダメなんだよね」や「考えが甘すぎ」と言ってきたのを今でも覚えています。
その企業は人材系だったので、おそらくストレス耐性を見たかったんだなと思いますが、自社作成のストレス耐性等のパーソナリティを可視化するツールを使っているのに、その数値を信用していないんだなと思いました(笑)そして、人材系であれば人の大切さを理解しているはずなのに、人を罵倒するのかと悲しくなりました。
話がそれてしまいましたが、圧迫面接には主に3つのパターンが存在します。1つ目はなんで責め、2つ目は否定責め、3つ目は無関心です。それぞれのパターんがどんなことをしてくるのかは3章で確認します。まずは、圧迫の目的を見ていきましょう!
2.圧迫面接はなんのためにするの?
そもそも、なんで企業は圧迫面接をするのでしょうか?
実際に仕事をしていると、自分より遥かに年上の方に提案をしたり、時には怒られる経験もあります。そんな時に就活生がどんな行動をするのか、つまり相手に嫌味なく対応する事ができるかを見たいのです。
しかし、筆記テストで行う性格診断だけでは実際にどのような行動を取るのか、完全に確認することはできません。そこで疑似的に怒られる場面を作り、就活生がそのようなストレスフルな状態での対応を確認し、社会人としての素地が備わっているかを画するわけです。(企業側からすると、その意図は分かりますが、個人的には圧迫面接を受けた企業で働きたいとは思わなくなるので、好きではありません・・・)
3.圧迫面接に直面したときの3つの対応方法
では、そんな圧迫面接に運悪く直面したら、どのように対応すればいいのでしょうか?3つの例とそれに対する対処法を見ていきましょう。
1.なんで責め
面接官が、「なんで?」「どうして?」と就活生が答えに詰まるまで質問し続けてくるパターンです。このパターンは答えが詰まったときに「そんなこともわからないの?」であったり、「考えていないの?」と就活生に非があるように話してきます。
実社会でもお客さまは気になることをどんどん質問してくるため、特に新入社員なんかは実際にこのような場面に直面することもあります。その時の対応を見ているのだとまずは理解しましょう。
その上で取るべき対応は、分からないことを分からないと誠意をもって伝えることです。「今まで考えていなかったため分かりかねます。ただし、次までには必ず振り返って答えをお伝えいたします。」と伝えると、相手に対して嫌味なく対応できる姿を伝えることができます。
2.否定責め
就活生がどんなことを話そうとも、「それは○○の場合だからだよね?」や「それは君の意見だよね?」と否定をしてくるパターンです。この場合も「なんで責め」と同じですが、最終的に就活生に非があるというスタンスで話をしてきます。
アルバイトの時の話であって実社会では違うよ?というようなスタンスになることが多いので、社会人として働くために必要なスキルや考え方をこれから伸ばしていきますというスタンスで話をすると良いでしょう。また、仮に意見ではなく事実だとしてもそれを伝えないほうが良いです。あくまでも怒っているお客さまや上司等と、どのように調整をしていくのかという力を確認するための否定責めなので、論破をしてしまうことは返って印象が悪くなります。
否定責めの面接官を対処するには、「残りの大学生活の期間でインターン等に取り組み、実社会での対応を学んでいこうと思います。」というような返答を行うと良いでしょう。
3.無関心
就活生の返答に対して「へ~」であったり、「そっか~」と興味関心がないような言葉を返してくるパターンが、この無関心パターンになります。場合によっては言葉だけでなく、態度もそっぽを向いて対応することもあります。
そんな時に、就活生も同じような態度を取るのではなく、すこしオーバーリアクションなくらいに話をすると良いでしょう。実際に働いていても、自分の話に興味を持ってもらえないときもあります。そんなときに、聞き手の責任にするのではなく、少しでも興味を持っていただけるように根気強く対応していくことが必要になります。
無関心な面接官に対応するときには、自分が行った事実だけを伝えるのではなく、その時に感じた想いなども含めて伝えて、話を膨らませるような伝え方をしましょう。
4.「なんで責め」が必ずしも圧迫面接であるとは限らない
ネットなんかを見ていると、「圧迫面接だった〜」という意見に出会うことがあります。よくよく内容を伺うと、「なんで?」「どうして?」と質問をされ続けたというケースがあります。
このタイプの質問を「なんで責め」と呼んでいますが、「なんで?」と聞かれたからといって圧迫面接だとは限りません。むしろ「なんで?」と聞かれたらチャンスだと思ってほしいです。
というのも、ただの圧迫面接での場合には、相手の言葉を詰まらせて責めたいという意図がありますが、本当に就活し絵のことを知りたいときの場合には、納得いく答えを得られた場合にはそこで質問が終わります。
この場合、面接官があなたの発言に「なんで?」と聞いてくる時は、興味があるからもっと詳しく教えて欲しいという合図だと考えておくといいでしょう。ぜひ、興味あるよのサインを見逃さずに、「こんな理由があるからですよ」と納得させられるといいですね!
5.まとめ
本日は圧迫面接がどんな面接なのかをお伝えしました。圧迫面接をしてくる企業には、それぞれの目的がありますが、その場面に出会ったらぜひ冷静に、この時間は自分の対応を試されている時間だと考えて、対処してほしいと思います。実際に出会う場面の1つ1つに近いからこそ、それなりにストレスがかかります。そんな時に簡単に諦めてしまうのではなく、受かるためにどうしたらいいかを考えて行動してほしいと思います!
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