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【面接】自己紹介と自己PRの違いから見た、伝えるべき内容の違い

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■この記事を読んで欲しい人

面接における自己紹介と自己PRが上手くなりたい就活生

■この記事を読んだらどうなるか

自己紹介と自己PRで伝えるべき観点が分かる

 

面接の始まりでほぼ100%聞かれるのが自己PRです。ですが、自己紹介をしてくださいと言われることもあります。自己PRと自己紹介、一体何が違うのでしょうか?今回は自己PRと自己紹介の違いについてお伝えしたいともいます。

 

 

1.自己紹介と自己PRの違い

自己紹介と自己PRは一見して同じように捉えられがちですが、言葉が違えば意味も異なります。まずは言葉の定義を確認してみましょう。

 

自己紹介について調べてみると

 初めて会う人に、自分で自分の姓名・職業などを述べ告げること。

 出典:三省堂

と書かれています。つまり、自分の氏名に加えて、所属する大学名や学部などの自分の客観的な情報を伝えるということですね。

 

 一方で自己PRについて調べてみると

自己PRとは、企業に対して“自分のいいところ”をアピールすることです。

出典:マイナビ2012 学生向け就職情報サイト

と書かれています。 つまり自己紹介と比較すると、客観的な情報を面接官について伝えるというよりかは、自分が思う良いところを伝えるということですね。ここで大切になるのは、自己紹介より自己PRのほうが好きな情報を盛り込めるということです。

 

ここまでで、自己紹介と自己PRの違いは理解できたかと思いますが、これを実際の面接でどのように応用していくのかが大切になります。ここからは、面接に絡めた話を見ていきましょう。

 

2.自己紹介でも自己PRでも伝えたいこと

自己紹介にせよ、自己PRにせよ面接官は何かを知りたいことがあるから質問をしているわけです。両者の質問は面接の最後にされるということはほとんど聞いたことがないですよね?むしろ面接の最初の時間で設けられることが多いです。そこから、面接官の質問の意図を考えてみましょう。

 

まず、面接の最初の段階ということは、面接官は就活生についてほぼ何も知らない状態ということです。そのため、面接官は就活生にどんな質問をしたらいいか考える必要があります。そんな時に、どんなトピックに触れたらいいのか就活生が教えてくれたら、面接官からしたらこれ以上嬉しいことはないですよね?

 

だからこそ、自己紹介にせよ自己PRにせよ、この後の面接で伝えたいことを盛り込んでおくことが大切になります。単に自分の大学や学部を伝えるだけの時間になってしまうのは勿体ないですよね?

 

具体的に盛り込んでおくと良いことをお伝えすると、この後の面接で触れてほしいことに関する所属情報は伝えておきましょう。例えば、サークルで頑張った経験を話したいのであれば「○○サークルに所属していました」であったり、アルバイトのリーダー経験を伝えたいのであれば「○○のアルバイトでリーダーを経験していました」という伝え方になります。

 

面接の冒頭で就活生からそのような発言があれば、その話を無視する面接官はいませんので、ぜひ自分の面接の流れを有利に運んでいくために、冒頭の時間を大切に活用しましょう

 

3.自己紹介だから伝えたいこと

では、自己紹介の時間を有効に活用するために、その他に伝えておくと言いことを見ていきたいと思います。

 

自己紹介ということは、「自分は○○なんですよ!」ということを伝えるわけです。この時に自分の長所を伝えておくことを強くオススメします。

 

面接ではあなたの人となりを見ていく時間になります。強みが分かっていると、「その強みは弊社でどのように活かせるか?」「頑張った経験の中でその強みが発揮されたエピソードは何か?」「逆に弱みは何ですか?」など、面接官が投げかけてくる質問を絞ることができます。

 

面接官からの質問が分かっているということはそれだけで大きなアドバンテージになります。また、面接の度に、同じ言い回しをしていると、どんな回答が面接官を納得させることができているのか、どんな回答だと納得をしてくれないのかが分かるようになります。

 

その経験値が溜まってくることが、あなたの面接力の向上になります。自己紹介を求められた時には、ぜひ様々なパターンで自分の強みを話してみて、面接官が納得する伝え方を見つけましょう!

 

4.自己PRだからこそ伝えたいこと

自己PRは自分のいいところをアピールするとお伝えしましたが、みなさんのいいところを伝えるために何を話せばいいでしょうか?単純に「私のいいところは○○です!」と伝えてもいいのですが、それだと話が膨らみにくいですよね?

 

みなさんのいいところは、「学生時代に頑張ってきたこと」に必ず含まれているはずです。つまり、自己PRを求められた時には「私は○○なことに頑張ってきました。具体的にはサークルでの○○という活動です。」という風にお伝えすると、すっきり且つ伝えたいことを含んだ自己PRになります。

 

大学での活動を伝えておくことで、「どんなことを頑張ったのか?」や「なんで頑張ったのか?」等具体的な話に繋がっていきます。そこから話を広げていくことは必要ですが、まずはスタートの段階で触れてほしいトピックに制限をかけることができれば、そのあとの流れはかなり就活生側が話したい内容に流れます。

 

 

ぜひ、トピックのコントロールができるように、話したい内容のストックをためておきましょう!

 

5.まとめ

今回は自己紹介と自己PRの違いについて、お伝えしました。自己紹介と自己PRで伝える内容は違えど、目的(=そのあとの面接官とのやり取りをスムーズにする)は同じです。どちらについて聞かれても、すぐに対応できる話を用意しておいて、そのあとの面接を有利に進めましょう!

 

 

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