■この記事を読んで欲しい就活生
面接に通過できない就活生
■この記事を読んだらどうなるか
会話のキャッチボールの重要性を理解できる
就職活動で避けては通れないのが面接です。面接において良く言われるのが会話のキャッチボールをしましょうという言葉です。私自身、就活を始めたばかりのころは自分の話したいことばかり伝えており、お世辞にも会話とは言えない状態でした。そこから会話のキャッチボールを意識して面接に臨んでいった結果、インターンでの面接で落ちることもなくなりました。その際に意識していたのが1文+αです。本日はこの1文+αで質問に返すメリットをお伝えしたいと思います。
1.1文+αとは?
まず1文+αとは何なのか?ということについてお伝えしたいと思います。別に特段難しい話ではなく、質問された内容に関する回答ともう1文加えて会話をするというものです。
例1)
面接官:あなたの強みは何ですか?
就活生:私の強みは負けず嫌いなところです。この強みは小学生の時に育まれました。
面接官:小学生の時にどんなことがあったのですか?
のような流れです。皆さんが普段されている友達との会話と何ら変わらないやり取りだと思います。ですがこの1文+αを意識していないとこんな会話になります。
例2)
面接官:あなたの強みは何ですか?
就活生:私の強みは負けず嫌いなところです。
面接官:(それで・・・?)
この流れに違和感を覚えますでしょうか?面接に対する対策を行い始めると就活本には、質問された内容と同じ言葉を使って返事をすると、内容がずれなくなるとよく書かれています。
これはこれで間違いではないのですが、例2のように聞かれたことに対して「だけ」答えてしまうと、面接官は「それで・・・?」となってしまいます。優しい面接官であれば、そのあとに「それはいつごろから見えてきた強みですか?」のような質問を続けてくれますが、すべての面接官が質問をしてくれるわけでもないです。
つまり、聞かれたことに対して「だけ」の返事は、会話のキャッチボールができていない状態になってしまっているのと同じなんですね。
2.1文+αで返すメリットとは?
そもそも会話のキャッチボールが大切な理由は何でしょうか?普段の友達との会話を考えてみたいと思います。
例3)
私:ラグビーワールドカップの日本戦があるのって今日だっけ?
友達:今日の8時からだよ!楽しみだね!
私:そうだね!特に松島選手のプレーが凄いよね!
何気ないやり取りですが、実はこの時の友達の1文+αによって話題が制限されています。友達の「楽しみだね!」という+αに続きたいのであれば、私は楽しみについて話を広げていきます。しかし、興味がないのであれば、別の話題に転換をしてくれます。
先ほどの例1を振り返ってみてください。
例1)
面接官:あなたの強みは何ですか?
就活生:私の強みは負けず嫌いなところです。この強みは小学生の時に育まれました。
面接官:小学生の時にどんなことがあったのですか?
ここでは就活生の「この強みは小学生の時に育まれました。」という+αによって、触れてほしい内容に制限をかけているわけです。ここにポイントがあります。
面接を行っていると、予期しない質問に遭遇してしまったり、自分が伝えたいことと話が逸れてしまったりすることがあります。それを防ぐために+αで制限をかけます。そうすると、面接官が知りたい情報であればどんどん深堀をしてくれます。万が一に興味のない情報であれば別の質問を投げてくれるようになります。
戦略的に自分の伝えたい情報を伝えることができることが1文+αの最大のメリットになります。
3.まとめ
今回は質問に制限をかけるために1文+αで返すことをお伝えしました!面接官に自分が伝えたい内容への道筋を示しつつ、会話が進むようになると、自分の価値観ややってきたことをスムーズに伝えられるようになります!ぜひ1文+αをマスターして、面接を攻略しましょう!
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