就活面接研究所

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【考え方】意見は食い違うもの

みなさんこんにちは!

 

普段の生活から、職場など様々な場面で人と会話をすることがあります。そんな時に、意見が食い違ってしまったことで、失敗をした経験はないでしょうか?大学時代にコミュニケーションについて興味があったにも関わらず、未だに難しいなぁと思うこの領域について、今日は考えてみたいと思います。

 

 

1.会話は思っているより複雑である

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基本的に会話は母語同士(日本語同士)でされている方が大半だと思います。だからこそ、一見簡単そうに思えますが、意外と複雑だったりします。例えば、みなさんは友達から「今何時か分かる?」と聞かれたら何と反応するでしょうか?おそらく大半の人は「〇時だよ」と返すと思います。普段のコミュニケーションを振り返ってもそうだと思います。ですが、実はこのコミュニケーションおかしな点が含まれています。どこだかお分かりでしょうか?

では、別の例を出してみたいと思います。「お魚好き?」と聞かれたら、何と答えるでしょうか?おそらく、「好き」か「嫌い」かで答えると思います。

 

2つの質問の違い、分かりましたか?1つ目の質問は「分かる」かということを聞かれたにも関わらず、「分かる」と「分からない」以外の答えを返しています。一方で、2つ目の質問に対しては、「好き」かということを聞かれて、「好き」か「嫌い」かを答えています。

 

2.意図があるから質問をする

先ほどの違いはなぜ起きるのでしょうか?それは回答者が質問者の意図を汲んでいるからです。「何時か分かる」という質問は、別に時間が分かるかどうかを知りたいわけではなく、「今何時か分からないから教えて」ということを意味している訳です。その意図を汲み取っているからこそ、「〇時だよ」と返せる訳です。つまり、相手の言葉の奥で何を意味しているのかということをしっかり考えることが大切になります。

 

3.質問の裏側は何か

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普段のコミュニケーションでも、こんな場面はよく起こります。例えば、質問してきた人に対して、「後でね」と答えた時の「後」は何を意味するのでしょうか?5分後?1時間後?明日?と状況によって意図が異なります。もっと言うと、回答の受け手の解釈によって言葉の意味は異なります。「この人は忙しそうだから、きっと1時間後を指しているんだろう」のように。そして、厄介なのが、仕事においては役職や上下関係も解釈に影響を与えてしまうということです。きっと、後輩が言う言葉と先輩が言う言葉では、同じ発言でも解釈は異なるはずです。だからこそ、伝える側は相手に伝わるように、「〇〇だから〜」と前提を置いてあげることが大切ですし、受け手は、曖昧なワードをそのままにしないことが大切になります。まるで、コインの表を見て、その裏に何が書かれているのかを透かすかのような行為ですね。

 

私はこのことで失敗をしてから、上記のことを意識するようになりました。その結果、会話でのミスコミュニケーションがグッと減り、お互いにストレスがかからずに物事進めることができるようになりました。

 

みなさんは普段の中でどんなコミュニケーションを取っているでしょうか?

ぜひ見つめて直してみると、知らない癖が見えてくるかもしれませんね!

 

本日も最後まで見て頂き、ありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう!