就活面接研究所

就職活動のお悩み、仕事のお悩みの解決方法を、私の経験から伝えていきます!

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【自己分析】自分の強みの探し方

自己分析って何をすればいいのか分からなくて、難しいですよね。「自分の強みを絞り切れない」という方や「そもそも何のために強みを理解することが必要なのか?」という人、それぞれいらっしゃると思います。というわけで、本日は面接でも聞かれる自分の強みの探し方について考えてみようと思います。

 

 

1.就活で強みって何のために使うのか

さて、「自分の強み」と聞いて皆さんはすぐに頭に何が自分の強みか思いつきますでしょうか?パッと思いつく方もいれば、そうでない方もいるかと思いますが、そもそも何のために就活では強みを聞くのでしょうか?ちょっと考えてみてほしいと思います。

 

私は、就活で強みを聞く意図を自分の得意なフィールドを理解できているか知りたいから聞くと考えています。仕事につくと、特に1年目は仕事に慣れるだけでも大変なことばかりです。そんな中ですと、自己肯定感がものすごく下がります。実際に私自身は社会人1年目にかなりやられました(笑) ですが、私自身が強みと思っていた諦めない姿勢があると確信していたので、社会人1年目は最後までやり抜けたと思いますし、結果を出すことができたと思っています。みなさんは強みを仕事で活かすイメージはできていますか?

2.強みはどうやって探すのか

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先程、「強みは自分の得意なフィールドを理解できているか知りたいから聞く」とお伝えしましたが、そんな皆さんの強みの質を知りたい面接官は何を行うでしょうか?質が高い強みであれば、再現性が高いはずなので、直近(大学生活)だけでなく過去(高校以前)でも発揮されているはずですよね。これこそ、面接官が知りたい再現性が高い力を持った就活生ということになります。ですので面接においては直近に発揮された強みだけでなく、過去にも発揮をされた強みを伝えると良いです。実際に最終面接に近くなると、「強みが発揮された経験って学生時代に頑張ったこと以外の場面であるか」ということを質問される場合があります。

ここで、「じゃあ、強みってどうやって見つけるんだよ!」という声が聞こえてきそうなので、私が行っていたこと3点をお伝えします。

 

1:各時期におけるイベントを洗い出す

まず、記憶に残っていることが大前提となるので、記憶に残っている可能性の高いイベントを洗い出します。私の場合は、部活、学校行事、勉強(定期テスト)、友達関係の4つで洗い出していました。

2:イベントごとの自分の行動を振り返る

イベントを洗い出したら、それぞれの時期でどんな行動を行っていたかを思い出せる範囲で洗い出します。それは、継続的に行ったことでなくても問題はありません!例えば、私の部活での場合は中学3年の最後の大会直前で骨折をしてしまったが、最後の試合に出場するために、体力向上を目指してランニングを行なったなどです。

3:「なんで」その行動を取ったか振り返る

そこまで完了したら、「なんで」その行動を取ったかという気持ちの部分を振り返ってみてください。行動の裏には必ず想い・考えが隠れているはずです。そこの部分がみなさんの強みとなる思考の根幹になります。先の例では、最後まで試合に出場することを「諦めたくなかった」という想いからランニングを行っていました。

4:各時期の思いの共通点を見つけ出す

最後は幼いときから今までの思いの共通点を探し出しましょう!ただし、ここで気を付けたほうがいいことは、思いを具体的に書き過ぎていると、共通点になりにくいということです。ですので、同じような方向性の思いをまとめて、一言で表すなら?という問いを投げてあげるといいでしょう。

 

3.強みは業界ごとに使い分けるべきか

自分の強みが見えてきたら、それで終了!というわけではないですよね?実際には面接等でその強みを面接官に伝える必要があります。ここで、改めて思い返してほしいのはそもそも何のために就活では強みを聞くのかということです。仕事を行う上で、その強みがどう活かされるかイメージができているかが大切です。そのためには、「仕事の○○な場面で私の強みが××のように活かされると考えている」という話を相手に伝えることができればGOODです!言い換えると、強みを業界によって分けるというよりかは、業界(仕事)の理解を深めて、そこの場面で強みがどう役に立つのかを伝える方が大切ということです。

 

では、なんで業界ごとに強みを変える必要がないかも考えたいと思います。皆さんが考えた強みの大半は以下の3つに分類できるかと思います。

 

1:コミュニケーション力系(心)

周りを巻き込むためのマインドを持ち合わせているか

キーワード・・・顧客目線に立つ 相手の気持ちに立つ 誰とでも打ち解ける 

2:計画力系(技)

数打てば当たるではなく、考えて行動する力があるか

キーワード・・・こつこつ 目標をしっかり立てる 

3:行動力系(体)

机上の空論だけでなく、考えを実現できる力があるか

キーワード・・・諦めない やり抜く 思い立ったらすぐ行う 

 

そして、この3つの力はどんな仕事にも必要な力になります。そもそも仕事とは利益を上げることが大切になります。そして利益を上げるためには、お客さんからお金を頂くことが必要になります。お客さんからお金を頂くには、価値を一緒に作る(コミュニケーション力)・価値を考える(計画力)・価値を伝える(行動力)という行動が必要になります。それぞれ完璧に分けきることは難しいですが、幹となる力に間違いないです。どんな仕事においても必要な3つの力になるからこそ、業界ごとに変える必要性はないんですね。

4.まとめ

本日は自分の強みの探し方についてお伝えしました!面接で求められることは、その強みは質(=再現性)の高い強みかということを伝えることです。ぜひ、過去の自分から今の自分まで一気通貫している強みを探してみてほしいと思います!また、強みを理解するだけでなく、志望する仕事において、どのような時にその強みが役立つのかというところまで考え抜けていると良いでしょう。ぜひ自分の強みだけでなく、仕事の理解も深めていってくださいね!

 

 

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【ES】結果が出てなくてもESに書く内容を良く見せる

ESや面接の話をしていると、「凄いことをしてきていないので書くことがないんです」という就活生によくお会いします。「学生時代に頑張ったこと」なんて質問されると、凄いことをしていないといけないと捉えられがちですが、本当はESに凄いことを書いてほしいわけではないです。本当はあなたなりに頑張ったことを書いてほしいんです。それは分かっているけど、どうやって伝えたらいいか分からないという人の方に、本日はESに書く内容をどうやって良く見せるかということをお伝えしたいと思います。

 

 

1.基準と比較をしないと、良し悪しは分からない

まずESを書く上で知っておいて頂きたいことは、物事の良し悪しは比較なしには何も伝えられないということです。これがどういう意味なのか考えていただきたいと思います。あなたは170cmが高いか低いかと質問されたらなんと答えますか?おそらく、読んでいる方が男性なら低いと答え、女性であれば高いと答えると思います。これはそれぞれの読み手が持つ基準がことなるため、回答が異なっているわけです。

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同じように、何かあなたが会社で行ったことで利益が100万増えたとします。これも同様に100万しか利益がない会社が100万増えるのと、1億の利益を出している会社が100万の利益を出すのでは、結果に対する意味合いが異なるわけですね。ですので、ESではまずあなたがやったことに対する基準となるものを示す必要があります。具体的には定性面では「アルバイト先が○○な状況であった」のような伝え方になります。また定量面では「前年の売上が○○でした」という表現になります。読み手とイメージを共有するために、まずは基準を伝えてあげましょう。

2.凄いかどうかは、結果だけでは判断できない

さて、先ほどは基準を伝える大切さをお伝えしましたが、実は基準を伝えるだけでは良いESにはなりません。活動したことの良し悪しは、他にどのような点から可視化されるのでしょうか?

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例えば、サークルの部員数を100人にしたという話と、200人にしたという話、結果だけを見るとどちらが凄そうでしょうか?一見すると後者のように思われると思います。もしこの話にこんな前提があったらどうでしょうか?サークルの部員数を1人から100人にしたのと100人から200人にした。これだと、どちらも約100人を増やしているので、結果はほぼ同じなのですが、1人から100人のほうがどう考えても大変ですよね。というのも成長率(=プロセス)でみると、前者は100倍、後者は2倍なわけですから、どう考えても前者のほうが大変なわけです。結果の数字ではなく、どれだけ伸びた(変化した)のかという部分にフォーカスを当ててあげましょう。つまり、「-100→±0」にした経験と「0→100」の経験を比較すると成果上どうして後者のほうが凄いように見えてしまうのですが、実はそうではないわけですね。一見すると結果は大きく見えないが、実はその前提をしっかりと踏まえてみると、いい活動をした経験ってあったりするんですよね。

3.結果よりも過程の伝え方が一番大事

ここまで、結果の見せ方についてお伝えをしましたが、そもそもESは何を伝えるために書くのでしょうか?それはあなたという人について面接官に伝えるわけですよね。つまり面接官が知りたいこと(=ESに盛り込むべき観点)はプロセスの部分です。そもそも結果なんておまけのようなものです。同じことを行ったからといって同じ結果が出るかは分かりません。そんなことは毎日働いている社会人なら理解できることです。そうである以上、結果一つでその就活生の価値を判断する面接官は普通はいないでしょう(ここで「普通」と表現したのは、「結果」の大きさによるバイアスがかかってしまう面接官が少なくともいると考えられるためです)。そのため、まずはをやってきたことのプロセス(=あなたが一番頑張ってきたこと)を洗い出しましょう。結果は二の次です(ただし、逆説的に結果が出ていることはプロセスを頑張っている可能性が高いです)。このプロセス部分がはっきりと伝えられるようになると、他の仕事でも再現性のある考え方・力が見についている人なんだと評価されます。

ちなみに冒頭で基準の話をしましたが、あなたのやったことに光を当てるのはあなただけでなく聞き手です。つまり、自分自身ではあまりいいと思っていない事でも、実は他の人からしたら凄いと思うことも沢山あります。実際、就活生と話をしていると「なんでそれを書かないの?良いことしてるのに!」という場面にたくさん遭遇します。特に書くことに悩んでいる人こそ、他の人に考えの壁打ちを行うことをおススメします。

4.まとめ

 本日は、結果が出ていないESをどのように書けばいいかということをお伝えしました。ESにおける「頑張ってきたこと=結果が出たもの」と捉えてしまいがちですが、重要なことは「結果」ではなく「プロセス」です。ぜひそのプロセスを見つめなおしてみて、自分なりのESにブラッシュアップしてほしいと思います!

  

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【ES】ESの文字数を減らすコツ

 ESを書いていくと、だんだん文字数が多くなっていってしまい、「指定の文字数に全然収まらないよ〜」という就活生もいるのではないかと思います。そこで、本日はESの文字数を減らすコツについてお伝えしたいと思います。内容の質は保ちつつ、いかに内容をシャープに伝えるかみていきましょう。

 

 

1.文字数を減らすには文章の構成と1文の内容の2点に着目しよう

当たり前の話ですが、「ES(文章)」は「段落の集まり」になります。そして「段落」は文の集まりです。図にすると下記のような感じでしょうか。ESの内容をギュッと詰めて、短く濃い内容にするには文章の構成を練り、一文一文の中身をシャープにする必要があります

 

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ESを書いてみて、まだリライトしたことがない人はぜひ文章を書く構成について見直してみて欲しいと思います。本記事では文章の構成よりも1文を短くすることに焦点を置きたいと思いますので、構成について勉強したい人はぜひ以下の記事をご確認ください。

 

2.単語の意味を正確なものに書き換える

良くある話ですが、単語だけでは意味が完結しないときに修飾をしてしまい、気がついたら長い単語が出来上がっているなんてことがあります。そうなってしまうともはや読み手が理解できなくなってしまいます。そうならないためにも、書き手が意図しているイメージにできる限り近しい単語を使うことが必要ですよね?「私語彙力ないんです・・・。」という人も安心してください!皆さんにぜひオススメしたいのはシソーラス類義語辞典)の活用です。シソーラスを活用すれば、イメージに近しい言葉を自分で考えなくとも探し出すことができます。例えば「有名」という単語を1つとっても下記のようにと様々な言葉出てくるわけですね。

■wevlio調べ

意義素 類語
好意的な世評 令聞 ・ 勇名 ・ 威名 ・ 令名 ・ 才名 ・ 英名 ・ 栄達 ・ 名 ・ 評判 ・ 名声
広く知られ、尊重される 隠れ無い ・ 知名 ・ 隠れない ・ 著名 ・ 名高い ・ 高名
広く知られている 有名人 ・ 名士
著名であること:広く知られている、あるいは高名なこと 著名
広く、または完全に知られている 隠れ無い ・ 知名 ・ 隠れない ・ 著名 ・ 名高い ・ 知られた ・ 高名

シソーラスを活用することで、本来伝えたいニュアンスに近しい言葉を見つけることができ、余計な言葉を省くことができます。また近年活用が増えている横文字は違和感のない程度で漢字に変換したほうが、余計な文字数を取られずに済むでしょう。ただし、無理やり漢字に変換した結果、かえって何を言っているか分からなくなってしまっては本末転倒なので、その点は注意しましょう。

3.接続詞で文のつなぎ方を工夫する

文と文の前後状況を正しく伝えるために上手く活用したいのが接続詞です。接続詞をうまく活用できると文をすっきりつなげることができます。加えて、前後関係が分かるため、読み手がイメージしやすい文章になります。最初のころは「~して、~して」という and が続くような文章になってしまうこともあります。そんな人は接続詞をうまく活用しましょう!

主な接続詞

順接:だから、それで など

逆説:しかし だが ところで など

並立・添加:また そして など

対比・選択:または もしくは など

説明・補足:つまり なぜなら など

転換:ところで さて

特に接続詞の中では順接と逆説をうまく活用したいところです。なんで順接と逆説なのかって?それは書き手のイメージを正しく伝えるためです。自分の活動が大変な活動・頑張った活動だと伝えるためには、前提となった状況と行動のギャップを正しく伝える必要がります。そこで逆説が必ず必要になります。また、順接は「行動→結果」の流れや「目的→行動」の流れを読み手にイメージさせやすくします。

 

4.「動詞+こと」を別の名詞で表現する

また、「動詞+こと」を正しい名詞に書き直すことで、文字数をカットすることもできます。ESを書いていると、動詞を名詞に書き換えないといけない場面に遭遇して、無理やり「~すること」と書いてしまうことがあります。ですが、それでは文字数が増えてしまいますよね?そんなときは、「~すること」を表す名詞が存在しないか考えてみると良いです。

 

例えば、「早く起きること」を皆さんはなんて表現しますか?

この場合は「早起き」と表現しますよね?これだけで文字数が4文字も削減できます。この積み重ねが1文を短くするコツになります。

5.まとめ

書いてみると中々文字数を減らせないのがESです。内容の質を下げずに文字数を減らすのは大変ですが、今回お伝えしたシソーラスの活用や正しい名詞を活用することで400文字のESであれば50文字ほどはカットできます。ぜひ限られた文字数の中で最大限のことを読み手に伝えるためにESの文字数を減らすコツを意識してほしいと思います!

  

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【ES】ESを書くときの構成について

就活生と面談をしていると「ESの書き方がよく分からないんです」という質問をよく頂きます。実はESの書き方というのは一度マスターすればすぐに上達する、コスパのいい修正なんですね。ですので、できるだけ早い段階で下書き方のコツをつかんでほしいと思います。また、ESの書きを方をマスターするということは、面接で話すときのコツをマスターすることと等しいため、面接がうまくいかないという人にもぜひ読んでいただきたい内容になります。既にESを書いたことのある人は、そのESを手元に置いて、本日の内容と照らし合わせてみてください。きっと新しい気づきがあると思いますよ。

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1.ストーリーと割合を意識して書く

頭にすーっと入る文章は、話の流れが綺麗に作られています。つまり、話が頭に入りやすい型を守っているんですね。ではその型というのどんなものかというと実にシンプルです。下記のように「結論→前提状況→行動→逆境→結果→成長」という流れを踏まえるだけで綺麗な流れになります。

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この時に意識をしたいことは、各パーツにおいてどれくらいの文字数が文章全体の割合を占めるように構成するかという点です。初めて人に見せたESの90%は「前提条件」に5割の文字数を割いており、本来一番伝えるべきである「行動」はサラッとしか書いていないんです。これではESを通して知りたい、「あなたってどんな人?」に対する回答が何もできないで終わってしまうんですよね。そのため、内容を見るまでもなく、通らないESになってしまいます。

2.結論から書く

全体の書き方(結論→前提状況→行動→逆境→結果→成長)を理解したら、それぞれのパーツについて見ていきたいと思います。ここでは結論の部分についてお伝えいたします。ESの1文目では「私はこんなことをして、こんな結果を出しました」ということを書きましょう。実はこの当たり前を守れていない文章は初期(夏頃~秋頃)のESに多いです。人事の方が限られた時間の中でESチェックを行う際、面接まで呼ぶかどうかの半分はここで決まると思っています。1文目が正しくかけていなければ、2文目以降を読まずとも良し悪しを判断されてしまいます

 

また、「結果のあることしてないんですよね」という就活生にもよくお会いしますが、結果はオマケと考えてもらった方がいいと思います。というのも、同じ状況下で同じ行動をとったからといって、同じ結果が出るわけでないことは社会人がよく分かっているからです(だからといって、頭を使わずにがむしゃらに努力をしましたという経験を書いた方がいいという意味ではないのでご注意ください)。それよりも、「そんなところまで頑張ったの!?」というようなやり切ったと思えることを伝える方が良いでしょう。

2.読み手と書き手の前提状況をそろえよう

あなたのESを見る人は、間違いなく初めてあなたのESを目にする人です。つまり、「あなたのことは何も知らない」わけですね。にもかかわらず、前提状況をそろえずに話を書いてしまうと、「なんでそんなことをしているのか分からない」であったり、最悪の場合「そもそも、これは何の話?」と読み手が感じてしまうことがあります。例えば、「アルバイトの話」ではなく、「何のアルバイトの話」なのかを記載したり、「リーダーとして行ったこと」なのか「課題に感じていて自ら行動を起こしたこと」なのか等は書いていないければわかりませんよね?いかに具体的に書いて、読み手がイメージできるようにするかが大切です。また、ここで絶対に外してはいけないのは、どれだけ大変な状況だったか」を詳細に記載することです。

 

いきなりですが、身長170cmは大きいでしょうか?小さいでしょうか?少し考えてみてください。

 

恐らくこの記事を読んでいる人が男性であれば小さいと感じ、女性であれば大きいと感じるのではないでしょうか?これは比較する基準が異なるため解釈の違いが生まれるわけですね。これと同じで、仮にあなたのやったことに対する結果があまり出ていないように感じることでも、前提状況が酷い状態であれば、それは意義のある行動だったと解釈してもらえます。これを私はマイナスをゼロにした行動と呼んでいます。その一方で、前提状況は普通だが、取り組んだ結果が出たことをゼロをプラスにした行動と呼んでいます。就活生が気にするのは、この最後のアウトプットばかりですが、実際に気にすべきは、前提状況と結果の差の大きさです。だからこそ、結果が出ているかはそんなに重要ではないのです。

3.行動はESの幹である

ここからはESの幹となる「行動」の部分です。幹というからには一番文字数を使いたいところになります。実際には400文字のESであれば200文字、600文字のESであれば300文字と、文字数ベースで半分以上は「行動」の部分に割きたいですね。ここでも、他の就活生と差別化をするために、「具体的に書く」ことに加えて、「行動の背景を伝える」ことを意識すると良いです。少し具体例を用いて説明したいと思います。

 

「私はAさんを叩いた」

 

この文を読んだとき、あなたはどう感じるでしょうか?「私」のことを酷い人だと感じましたか?では以下の文ではどうでしょう?

 

「私はAさんを優しく叩いた」

 

少し具体的に書いてみましたが、これだとどんな意味が含まれるでしょうか?人によってはじゃれ合っている延長線上をイメージするかもしれません。ですが、すべての人がそう解釈はしないと思います。いづれにせよ、「なんで優しく叩いたのか」がよく分からない文になっています。ですので、以下のように書き換えます。

 

「私はAさんが好きなので、優しく叩いた」

 

ここまで来てようやく、「私はAさんのことが好きだから、ちょっかいを出したんだな」と分かるわけです。

 

さて少し長くなりましたが、上記のように「なんでその行動をとったのか」を書かないと、意図が伝わらない文章は沢山あります。なんのためにという「目的」がしっかり書かれているか必ず確認をしましょう。

 

ここで1つテクニック的なことをお伝えすると、「目的」を「想い」で代弁すると綺麗な文章に見えます。何度も「〇〇のために」と書いてしまうと回りくどくなってしまうので、例えば

 

「私は大学になんとしてでも合格するために10時間勉強した」を「私はなんとしてでも大学に合格したいと思い、1日10時間勉強した」と書き換えることができますよね!こちらの方が思いが分かりやすく、イメージとして残りやすいというメリットもあります。

 

4.逆境を伝えて、話を膨らませる

「行動」を書いて、すぐに「結果」を書いてもいいのですが、それだと「本当に苦労したの?」と面接官につっこまれます。多くの場合、何かを達成した背景には見えない試行錯誤が隠れています。これを書いておくことで、私がしたことは本当に大変だったんだということがより伝わる文章にランクアップします。また、これをしておくことによって面接で聞かれるべき「この話ホント?」という質問に対する答えを事前に考えておくことができます。「逆境」は書かなくてもマイナスにはなりませんが、ぜひワンランク上のESにするために、「行動」の「逆境」は何だったか考えてみてください。

 

4.「結果」は「結論」の言い換え

ここまで来たらあと少しです!最後の「結果」については「結論」を言い換えた形で書くといいでしょう。例えば「〇〇パーセント上がった」を「〇〇になった」と言い換えたりという感じです。ここで1つ注意をしてほしいことがあります。それは話が飛躍していないかということです。私の実際のESで書いていたことなのですが、「(塾のアルバイトで)先生のやる気をあげたことで、生徒の成績が向上した。」と書いていました。実はこの文章、飛躍しているんです。「先生のやる気UP→生徒の成績UP」と書いていますが、正確には「先生のやる気UP→生徒に対する先生の行動が変化→生徒の成績UP」となるはずですよね?私はこのことを「行間を埋める」と言っているのですが、自分で書いていると結果の部分が飛躍してしまうことがあります。行間の変化に関しては、ぜひ自分以外の人に確認してもらうと良いESになります。

 

5.再現性のある学びを伝える

最後にあなたがこのストーリー(経験)から学んだことを書きます。これも逆境と同じく文字数の関係で削っても問題はないです。私は300文字以下のESでは必ずこの項目を削っていました。この項目は単に学んだことを書けば良いと思っている人は、本選考で痛い目を見る人です。最終面接に近づくと、面接官はあなたが学んだことの裏を取りに来ます。つまり、その学んだことが本当に学んでいたなら、その学びを活用した他のエピソードがありますよね?と聞いてきます。ただなんとなく学んだことを書いている人はこの質問で撃沈をします。学んだことを書くことに加えて、学んだことを他で活かした経験がないかを考えられていると、「お!やるねこの就活生」となるわけです。

 

6.まとめ

いかがでしたでしょうか?本日は「ESを書くときの構成について」を記載しました。「ESを書く際には流れを意識した構成で書くこと」や「目的をしっかり伝えること」など重要なポイントを沢山お伝えしましたので、何度も読み直して欲しいと思います!ぜひ、ポイントを踏まえ、面接官に欲しいと思われる就活生のESにブラッシュアップしましょう!それでは本日はここまでです。最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございました!

 

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【インターン】インターンに参加するメリット・デメリットについて

会社のことを知るならインターンが大切という話を大学や先輩から聞いてみたものの、インターンに参加するのは勇気がいりますよね。私はそんな就活生の1人でした。ですが、いざインターンに参加してみると、「インターンに参加してみて良かった〜!」と思う気持ちが大きかったです。ぜひ1人でも多くの人にインターンに参加してみて欲しいので、本日はインターンに参加するメリット・デメリットについてお伝えしたいと思います!

 

 

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1.インターンとは

正式にはインターンシップと呼ばれますが、いわゆる就労体験となります。就活生が考えるインターンには2種類あり、ベンチャー企業などで働く長期インターンと、大企業などが1日や5日間で行う短期インターンがあります。インターンに参加すると、業界の知識や仕事のフローなどを理解できると言われていますが、インターンに参加するためには筆記試験やグループディスカッション、場合によっては面接など、本番さながらな選考を課される場合もあります。また、企業によってはインターンが本採用に繋がるケースもあります。

 

本記事でのインターンは短期インターンについてを指します。

 

2.インターンに参加するメリット

インターンに参加することで得られるメリットは主に3つあります。

1.業界・企業について知れる

2.GDの練習ができる

3.就活仲間ができる

ではそれぞれのメリットを見ていきます。

 

1.業界・企業について知れる

自分の志望する企業を受ける時には確実にESの提出が求められます。その際に、少しでも業界・企業について調べる必要があるため、まず前提の知識を身につけることができます。そして、5daysであれ1dayであれ、ワークに取り組む前提知識となる、業界や企業についての情報を教えてもらえます。ネットの情報だけでは知り得ないことも人事の方が教えてくれるので、その話を聞いて興味を持てれば本選考で受ける候補に挙げていいと思います。

 

2.GDの練習ができる

就活において、ほとんどの企業で課されるグループディスカッションですが、これを対策するのは中々難しいものです。というのも、そもそもグループディスカッションを行うほどの人数を就活生だけで集めることができないからです。また、あえてグループディスカッションの対策を行うことも、費用対効果としては悪いので、出来ることなら時間をかけずに対策したいところですよね?ですので、インターン中のグループディスカッションで対策をしてしまうのが一番の近道です。特にインターン中に意識をしてみて欲しいのが、自分はどんな役割だと目立てるのかということです。これさえ理解できていれば、大抵のグループディスカッションで受かります。最初はいろいろな役回りを試してみて、これだ!と思うものを見つけていましょう。

 

3.就活仲間ができる

就活で大変な事の1つが、自分をモチベートする事です。当ブログでも何回かお伝えしておりますが、就活における模試はないため、今のペースでいいのか、それとももっと頑張る必要があるのか分かりません。その結果、モチベーションが持続せず、せっかく夏のインターンに参加していいスタートダッシュを切ったのに、そのアドバンテージを活かせていない就活生をよく見かけます。ですので、夏のインターンに参加したら、まずは就活仲間を作ることをオススメします。自分の大学以外がどれくらい就活に頑張っているか知る事がいい刺激になります。また、大学にいるとあまり気が付かないかと思いますが、同じ大学内でも学部による就活熱の差は大きいです。外との関係を作っておくと良いでしょう。

 

3.インターンに参加するデメリット

では、逆にインターンに参加するデメリットはなんでしょうか?主に2つあります。

1.アルバイトとの並行が難しい(お金がもらえない)

2.大学の忙しいタイミングとESの提出が重なる

では、その2つを見ていきます。

 

1.アルバイトとの並行が難しい(お金がもらえない)

これは、多くのインターンが無給のインターンとなることに加え、1日中(もしくは5日間)拘束されるため、アルバイトを行うことも難しいです。特に一人暮らしの就活生にとっては稼ぎ時である夏休みや冬休みの期間にアルバイトができないのは痛いと思います。そのため、夏休みや冬休みに稼ぐ予定である就活生は、インターンとアルバイトのバランスをしっかり考えた方がいいでしょう。ちなみに私はそのバランスを何も考えずに予定を詰めた結果、8月は2日しか休みがかないという状況になりました(笑)みなさんはそんなことにならないよう、計画的にインターンを活用しましょう。

 

2.大学の忙しいタイミングとESの提出が重なる

これは、夏のインターンと冬のインターンで起こる話ですが、インターンエントリーシート提出の時期が6月頃、1月頃となっているため、大学のテストのタイミングと重なります。そのため、計画的に勉強を始めたり、レポート課題形式の授業を多めに取るなど、立ち回り方を工夫しないと、大変なことになります。大変になると、夏のインターンに提出しようと思っていた就活生が「今回はまあいっか」という状態になるわけですね。ちなみに、この「今回はまあいっか」は続くため、夏に出さない人は冬も同じ状態になり、インターンには参加しないでしょう。そうならないように、計画的に進めていきましょう。

 

4.まとめ

今回はインターンに参加するメリット・デメリットをまとめました。インターンに参加するためには大学の忙しいタイミングに色々と準備をしなければいけないため、敬遠したくなります。ですが、ここで一踏ん張りして、一歩踏み出す事ができれば、他の就活生より大きなアドバンテージを得る事ができます。ぜひ、夏のインターンから参加することをオススメします!

 


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本日もありがとうございました!

【就活】就職活動の流れを把握しよう

みなさんは就職活動をすでにスタートしましたでしょうか?まだ始めていなくて、「そろそろ始めないと!」と思っている人や、もう始めたけど「最近やる気が起きなくて~」という人、それぞれの状況かと思います! 本日は、そんなみなさんに就職活動の流れと時期ごとに何をしておけばいいのか、逆算型でお伝えしたいと思います!

 

 

1.就職活動の流れを把握しよう

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就職活動をスタートしようと思っている方は、まず最終的なゴールをイメージしておくことが大切です。ここでいう「最終的なゴール」とは、「内定をとるためにはいつまでに何をクリアしておくべきなのか」ということです。それをイメージしていただけるように、私の体験も含めながら、図にまとめてみました。

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ざっくりお伝えすると、上位のような流れになります(卒業旅行など、余計なものも履いていますが、大学の一大イベントなので書き加えています笑)。さて、ここで一番重要なのは、「最終的なゴールがどこか」ということです。夏インターンを終え、希望の企業のインターンに参加できた人も落ちてしまった人もここからの時間の使い方で人生が大きく変わります。皆さんは4年生の8月の段階で希望とする企業から内定を獲得できることが、就活におけるゴールになるかと思います。そこに向けて非常に大切になるのが大学3年の夏・秋・冬にあるインターンになります。下記の記事でも記載いておりますが、就活には受験で使う模試のような存在がありません。ですので、周りの人と自分の立ち位置の違いを発見できるいい機会なので、ぜひ活用してほしいと思います。

 

 

ちなみに、私の実体験をお伝えすると、第一希望の会社に夏インターンで落ち、そこから奮起!そして見事冬インターンに参加し、優遇を頂く。そして、本面接採取試験で撃沈という流れでした。一度上手くいかなくて奮起したところまでは良かったのですが、優遇をもらえて天狗になったんですね。ですので、これを読んでいる方にはそうなってほしくないと思っています。

 

ではもう少し細かく、それぞれのタイミングでどんなことを意識しておけばいいのかを見ていきましょう!

2.それぞれの就活時期に意識すべきこと

【3年生】意識すべきこと:失敗の数だけ成長できる

就職活動において、3年生でやれることと4年生でできることはかなり異なります。そのことを把握しておかなかったために、後々「あの時期にあれをやっておけばよかった~」と後悔する就活生をよく見ます。では、具体的に3年生と4年生の違いは何なのでしょうか?3年生はインプット&検証ができる時期、4年生はインプットしたことをアウトプットするための時期になります。3年生の特徴は先述したようにインターンに参加できることです。また大学のサークルやアルバイト先には就活を経験する(した)先輩が近くにいるので、インプットできる場面がたくさんあります。一方で、大学4年生になると、先輩がいない状況になるため、話を聞ける人が限られてきます。また、5月頭頃のエントリーシート提出に向けて、今までかいてきたものをブラッシュアップする時間になるため、一から何かを考える時間はないです。ですので、3年生ではインターンマイルストーンとしながら、トライ&エラーを目指すことが大切です。そして、その時に大切な考え方は、「挑戦無き所に成功なし」です。たくさん失敗をしましょう!以下はその参考になりそうな記事です。こちらも見ていただければと思います。

 

4・5月:夏インターンに向けて動き出す

4月はインターンに動き出し始めたい時期です。この時期にスタートができると、6月から始まるインターン合同説明会に向けて、何を行っておくべきか考える時間ができるます。上記を行うに関して、意識しておきたいことををまとめましたので、必要に応じてご確認ください!

 

【やったほうがいいこと】

1.WEBテスト対策として、本を一冊といてみる

2.学生時代に頑張ったことを書いてみる

3.OB・OG訪問で、会社の見つけ方のヒントを探してみる

 また、合同説明会やグループディスカッション・面接などに参加するにあたって意外と悩む身だしなみについてもまとめておきましたので、見てみてください! 

portfolios.hatenablog.com

 

6月:合説開始&夏インターン選考

 6月からはインターン用の合同説明会が開始します。このタイミングで、「絶対に○○に行きたいから、そのブースを見に行く!」という就活生はほとんどいないです。「有名企業・名前を聞いたことある○○に行ってみようかな~」程度が大半です。ですので、大きな目的を持っていくというより、「就職活動の雰囲気を味わってみる」くらいの気持ちでいいと思います。そして、行って帰ってきたらまずはブースに参加した企業の中で興味があったところのインターンを受けてみるのがいいと思います。その際に大半はエントリーシートWEBテストを求められるかと思います。そこで、やってみて初めて対策をしたほうがいいかどうかがわかるかと思いますので、対策をしなくとも受けてみるということが大切です(もちろん、できることなら対策をしましょう!)。6月に行っておくといいことも下記まとめてみたので、ご確認ください!

 

 【やったほうがいいこと】

1.インターン合同説明会に参加してみる

  2.学生時代に頑張ったことを書いてみる→先輩に見せてみる

3.グループディスカッションのイメージを持ってみる

7・8月:夏インターン / 大学テスト時期

夏直前になると、インターン選考が迫ってきます。ここで少し注意したほうがいいのは、 インターン選考と大学のテストの時期がかなり重なるということです。特に3年の前期で単位を取得しきろうと考えている大学生が多いかと思いますので、エントリーシートを提出するタイミングと大学のテストの時期が重なり、地獄になります(私はなりました笑)。その状況をできる限り避けるためにも7月より前にいかにエントリーシートが作りこめているか(汎用性のある内容になっているか)が大切です。そのために他者視点を入れる活動を行いましょう。ここでいう他者視点とは、先輩や社会人からのフィードバックのことです。エントリーシートを書いてみると分かるのですが、書き方が分からない・この内容でいのか分からないという2つの分からないに直面します。この「2つの分からない」は人にアドバイスをもらうことですぐに解決の糸口が見えること(解決の糸口がわかるだけで、すぐに解決するわけではないので注意です!)なので、ぜひ相談してみてください!

【やったほうがいいこと】

1.エントリーシートのアドバイスをもらう 

  2.大学のテストの日程を確認して、追い込める度合を確認する

 

10月:秋インターン

10月は秋インターンに向けた活動が多くなるかと思います。ここは人によって受ける受けないを使い分けたほうがいいでしょう。そのために、まずはどんな目的で受けるべきかを考えたいと思います。まず、インターンと秋インターンの違いですが、受けに来る層が異なります。夏は比較的時間があるので、誰でも行きやすいですが、秋インターンは大学の講義がある中で受ける必要があるため、わざわざ受ける人が限られていきます。そのため、1dayのインターンを活用することをオススメします。1dayのインターンですと、実際の面接やエントリーシートを求められることもあまり多くないので、それよりは業界・企業理解をするために活用するのがいいと思います。その際に、できれば興味のある業界よりも興味のない業界を受けてみるといいと思います。この理由は3つあります。1つ目は、面接等がないので興味のない業界でもインターンに参加しやすいこと。2つ目は、興味のない業界でも話を聞いてみたら実は面白いということがあること。3つ目は、本選考で「なんで他の業界じゃないか?」に答える情報を得るためです。3つ目について補足をしますと、最終面接などで、同じようなことができる他業界を選ばない理由を答える必要に迫られることがあります(甘いものがいい!→チョコレートだと、なんで果物を選ばなかったのかの説明にはなりませんよね?そんなイメージです)。冬インターンになってしまうと、本選考も近づいてくるので、興味のない業界に手を出す余裕はなくなりますので、秋のタイミングで今は興味のない業界のインターンに参加してみるのをおススメします!

【やったほうがいいこと】

1.興味のない業界のインターンに申し込んでみること

 

 

 11月・12月:冬インターンに向けて動き出し

11月からは夏インターン・秋インターンで得た情報をもとに、どこを受けるか考えていく時期になります。この時期になると、そろそろ本選考が目の前に迫ってくる時期なりますので、本当に行きたい業界・企業のインターンを受けてみて自分の立ち位置を把握することが大切です。企業によっては、本選考での優遇などを行う企業も出てきます。ここまでには、エントリーシートの内容を面接で突っ込まれてもある程度こたえられる状況を作っておきたいところです。そのための自己分析とOB訪問でのブラッシュアップも進めておきたいところです。そのため、そろそろ受ける企業を絞り始めましょう。私の場合は、四季報を活用し、興味のない企業にはバツ、興味のある企業にはマルをつけ、バツ・マルをつけた企業の共通点を書きだして、自分の興味を言語化することにつとめていました。

【やったほうがいいこと】

1.面接に向けてエントリーシートの内容をブラッシュアップする

2.OB訪問で面接の練習をする

3.受けるべき企業を絞る

1月:大学テスト

1月は夏同様に冬インターンの時期と大学のテストの時期が重なります。ただし、ここで単位が取れないと非常に無駄になってしまうので、必ず取り切ってください

 

2月・3月:冬休み(最後の調整時期)

2月・3月は最後にインプットができる時間になります。4月からはエントリーシートの提出などで忙しくなり、情報をインプットできる時間はないと考えたほうがいいでしょう。また、2月・3月は大学内での企業説明会が行われる時期でもあります。そのため、ここまでで企業の情報が集めれらていない人は、最後のチャンスとして集めに行きましょう。一つ一つの企業に足を運ぶよりもかなり効率的にまわることができる機会なので、有効に活用してほしいです。私はこのタイミングで空いた時間を有効活用するために、サークルの友達と面接練習を行ったり、エントリーシートのダメ出しを行ってもらったりました。情報を集めるだけでなく、学生がたくさん集まる時期でもあるので、このタイミングで有効活用しましょう。また、先述したように4月からはエントリーシートの提出ラッシュになるので、その前にある程度のクオリティーエントリーシートには仕上げておきたいですね。そのうえで、希望する企業の社員へOB訪問を行っておいて、その企業の方から見たらどう見えるのかフィードバックをもらっておくことをしておくと良いです。これは社会人から見た話になりますが、4月からは新年度になり社会人も忙しくなります。そのためOB訪問を受け付けてくれる可能性がガクッと低くなります。新年度より前にOB訪問はやり切ってしまいましょう。

【やったほうがいいこと】

1.企業理解(興味があるところ・ないところ)が足りていない場合は足を運ぶ 

2.OB訪問は活用しきる

3.自分の足りていないところを埋める

 

 さて、ここまでは3年生の流れでした。これだけ沢山のことを行うとなると、1秒も無駄にはしたくないですよね!そして、ここからが本番のスタートです!

【4年生】意識したいこと:インプットはできない、アウトプットする時間しかない

4年生では、もうトライ&エラーと言っている余裕はありません。いうなれば弱肉強食の世界です。ここからできることは、今までインプットした内容をいかにアウトプットできる状態に出来るかが勝負です。少し具体的にお伝えしますと、3年生では「企業はこんな人材を求めているらしいぞ」であったり、「こんな内容を面接で伝えるといいらしいぞ」という状態でいいのですが、4年生では実際にそれらを面接官などで伝わる状態にしないと意味がありません。いうならば、「伝える」と「伝わる」は違うわけです。このあたりに関しては過去に記事を書いておりますので、そちらを見ていただければと思います。また、少しテクニック的な部分になりますが、面接に向けて、面接官は何を知りたがっているのかを意識することも必要になるでしょう。今までは伝えたいことを伝えていても面接に合格していたかもしれませんが、ここからは「相手が知りたいことを伝える」ことが重要になります。そこをはき違えてしまったがために、インターンでは合格を得れていた学生が、本選考になって急に内定が出ないという状態になっていしまうこともあります。ですので、いかに正しいアウトプットをできるかが肝になります。

4月:面接開始

早い企業ではこの時期から面接がスタートします。特に人材系はこのタイミングで面接でスタートする企業も多いです。戦略的なことをお伝えすると、いきなり本命に企業を受けに行くのはやはり危険ですので、このタイミングで面接を受けることをおススメします。特に人材系はフラットな質問が多く、サービス系でもあるので、人当たりの良さを見てもらえます。ここでもし1次面接で落ちてしまうようであれば、内容以前になにか課題がある可能性が高いので、ぜひあたり前の部分の確認に立ち返ってみてほしいと思います。

【やったほうがいいこと】

1.面接の経験を積む

2.1次面接で落ちてしまう場合は当たり前のことを振り駆ってみる

 5月:Webテストエントリーシート

このタイミングで8月の面接に向けてエントリーシートの提出とWEBテストの受験がラッシュになります。WEBテストに関しては、3年生の段階でいい結果を出せた人はそれを使いまわせるので、エントリーシートの提出に力を割いてほしいと思います。エントリーシートは一度提出すると確認が出いないパターンもありますので、必ずコピー等を取っておきましょう。余談ですが、過去に横に座っていた人がWEBテストの答えを見ながら解いていた学生がいました。その学生が解き終わってから出た画面が、説明会後の時間で再度同じ問題を受験してくださいという表示(?)が出たようで、その学生はものすごく焦っていました。おそらくすべての学生さんにその画面を出していると思うのですが、特に金融業界のような信頼が大切な業界では良くある話だと思いますので、あまり悪さはしないほうがいいかなと思っております。

6月~8月:面接開始

ここからはグループディスカッションや場合によっては面接の開始となります。このタイミングでできることは本当に限られています。とにかく悪あがきとして、情報収集を行うことをおススメします。みん就や就活会議がメインになるかと思いますが、グループディスカッションのお題や面接で聞かれる質問を把握できればそれだけでアドバンテージになります。また、面接で答えた内容に関しては、次の面接官に話が引きづがれる可能性も高いので、ぜひその日中に振り返りを行っておきましょう!最終面接ではほかの業界でない理由等、深い質問が来ることもあります。そのため、このタイミングで一度社会人に面談を行ってもらうことが必要でしょう。

【やったほうがいいこと】

1.面接の振り返りを行う

2.面接に関する情報収集を行う

 

8月:内定承諾

 見事内定を獲得できたら、最後は自分に合った企業をしっかりと選ぶことが大切です。迷うこともたくさんあると思いますが、内定を取った後は、選ぶ側になりますので気になることがあればどんどん人事の方に質問をしたほうがいいです。私は2つの会社で迷っていたので、その両方の会社にお願いして社員の方に会わせていただいたりして、働くことへのイメージを持ったうえで選択を行いました。

 

 

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8月以降:企業内研修等 

内定を取ったら終わりではありません。むしろここからがスタートです。皆さんの前にはたくさんの壁が待っていますが、ここまで頑張ってこれたみなさんであれば問題はないはずです。現状に満足せず、残りの学生生活も自分のための時間として活用してほしいと思います。

 

3.まとめ

自分の希望の人生を歩むための大きな岐路となる就活。ここをぜひ頑張り切って、自分の道を自分で切り開ける人になってほしいと思います。内定はゴールではありません。ぜひ自分は何を行いたいのか?という視点は大切にし続けてほしいと思います。

 

本日も最後まで見ていただきまして誠にありがとうございました。

【就活】就活を始めようと思ったら最初にすること

就活を始めようと思ったとき「まずは何から始めればいいんだ?」と思う方が大半だと思います。サークルやアルバイト先の先輩から情報を収集できる人もいれば、なかなかそういう機会がなくて「何から手を付ければいいのか分からない」という方もいるかと思います。

本日は、就活を始めようとを思ったら、まずは何から手を付ければいいのかをお伝えしたいと思います!

 

 

1.就活の全体感を把握しよう

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この記事を読まれている方の中には、先輩からアドバイスをもらった方もいるかと思います。「まずは自己分析から始めるんだよ!」であったり、「合同説明会は行くだけ無駄だよ」であったり、いろんな情報が出回っているかと思います。ですが、そういった情報の裏には、最終的なゴール(≒内定を獲得すること)から逆算したときに適切な時期という観点が抜けている情報もあります。例えば、WEBテストの対策はいつでもできますが、3年生の夏インターンで求められることがあります。逆に夏インターンでは一定以上の企業でなければ、面接がないため、あえて面接練習をする必要はなかったりします(もちろん、外資であればスケジュール感はことなりますし、企業によっては自己分析をしっかり行っていないと対応が難しいインターンもあります)。最終的なゴールを把握していないことには、何から手を付ければいいのか分からないため、まずはそこから確認をしたいと思います。詳しくは下記の記事をご確認いただければと思いますがそんな時間がないよ!という方にお伝えします。 

 まず、公には4年の8月から面接が解禁となりますが、あくまでも「面接解禁」です。つまり、その前(大体4月~6月頃)にはエントリーシートの提出であったり、WEBテストの受験が求められます。そこで提出した内容をもとに面接に進めるかどうか決まるわけですが、4月から6月頃にエントリーシートを複数企業同時並行で提出したり、その合間でWEBテストを受けに行くのは時間的にかなり大変です。加えて、ほとんどの学生はアルバイトも行っているかと思いますので、対策に時間を取るというのは不可能に近いです。それよりも4年の4月は、今まで対策してきたものをアウトプットしていく時期になります。つまり、4年生になってから準備を行うというのは現実的に難しいんですね。まずはそれを理解してほしいと思います。

 

2.いつから始めるのが良いか?

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ではいつから始めればいいのか?という話になるかと思いますが、人によってばらばらだと思います。というのも、業界や内資系・外資系によって選考のタイミングは異なるからです。つまり、まずは自分の第一志望群が決まっていないことには、いつから始めるのがいいかは分からないわけですね。とはいえ、第一志望群が決まっていないからと言って動かないというのも本末転倒なことですので、就活開始の目安としてお伝えしたいのは3年4月から始めるといいよということです。早すぎない?と思った方、いらっしゃるかと思いますが、なぜ3年4月がいいかということをお伝えします。まず4年生になるまでに多くの企業で夏・秋・冬と3回のインターンが行われます。このインターンに参加することは大きなアドバンテージを得れます。

受験と異なり、就活には模試のような今の立ち位置を見るためのものがありません。つまり、自分から立ち位置を確認しないと、周りより進んでいるのか?それともこのままのペースだとまずいのか?が分からなくなります。自分の立ち位置を把握するのに役に立つのが夏・秋・冬のインターンです。特に夏インターンと冬インターンは多くの就活生が受けに来るため、自分の立ち位置を明確にするときに大変役に立ちます。秋インターンは就活生があまり受けに来ない一方で、自分の興味ある業界を見るのに役立ちます。また、就職活動はどうしても長期戦になるため、就活仲間の存在は自分自身をモチベートするのに大変有効です。私はインターンであった就活生とご飯に行ったり、情報を交換したりして、少しでも「自分もやらないと!」と思える環境づくりを行っていました。

3.3年4月にスタートを切るためにまずやるべきこと

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3年4月に良いスタートを切るために必要なことは、業界理解(≠業界分析)・WEBテスト対策・学生時代に頑張ったこと探しの3つです。まずはこれだけで夏インターンに向けては十分です。最後になぜこの3つをやったほうがいいのかをお伝えします。

業界理解

まず、インターン先を決める必要があるので、業界理解をすることが必要でしょう。私の場合は、そもそも世の中にどんな業界が存在しているのか分からなかったこともあり、業界地図を買って読んでいました。もちろん、ただ漠然と眺めているだけでは意味がないので、私の場合は興味のある企業にマル、絶対行きたくない企業にバツをつけていって、最終的にマルのついた企業とバツのついた企業の違いを考えて、そこからインターンに向けた業界志望の動機を考えていました。

 

「会社四季報」業界地図 2020年版
 

 

 

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WEBテスト

塾講師をやっていたこともあり、そこまで苦労はしなかったのですが、早い段階でクリアしておきたいのがWEBテスト(テストセンター)になります。一言でWEBテストと言ってもSPIや玉手箱など様々なものが存在します。テストセンターは一度使ったテストの結果を使いまわすとができるので、夏の段階でいい結果をたたき出すことができれば、もうそれ以上つとセンターでの試験に付き合う必要がなくなるため、毎回受けに行く時間とお金の両方でかなりの削減ができるようになるかと思います。私の場合は、下記の本で勉強&どこの企業が何を出すのかを把握できたことで、スムーズにいきました。

 

主要3方式<テストセンター・ペーパー・WEBテスティング>対応】これが本当のSPI3だ! 【2021年度版】

主要3方式<テストセンター・ペーパー・WEBテスティング>対応】これが本当のSPI3だ! 【2021年度版】

 

 

この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている! 【2020年度版】

この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている! 【2020年度版】

 

  学生時代に頑張ったこと

最後は学生時代に頑張ったことになります。これについては、自分が好きだと思っていたアルバイトやゼミ、サークル、部活の話を書くことをオススメします。最初のころは何を書けばいいのか、どのように書けばいいのかが分からないと思うので、まずは先輩のエントリーシートを見たり、本で情報を集めるといいと思います。私は絶対内定という本を活用していました。とにかく、まずは書いてみるということが大切だと思いますので、「書いてみる→ほかの人にみせる→修正する」のステップを夏前から行っていれば、基本は間違いないはずです。ちなみに、この段階で書けなくて挫折する人がいますので、まずは内容よりも書いてみるということが大切です。

絶対内定2021 エントリーシート・履歴書

絶対内定2021 エントリーシート・履歴書

 

まとめ

本日は、就活を始めようと思ったら最初にすることとして、業界理解・WEBテスト対策・学生時代頑張ったこと探しの3つをお伝えいたしました。また、なぜそれらを4年になってから行うのでは間に合わないのかもお伝えいたしました。ぜひ、インターンを通して自分の立ち位置を踏まえながら、適宜やることの修正をおこなって、第一志望に受かるように動いてくださいね!

 

本日も最後まで見ていただきましてありがとうございました!

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よろしくお願い致します!

【身だしなみ】身だしなみってなんで大切?

就職活動を始めると、色々なことで「どうしたらいいんだろう?」という場面に直面しますよね。みなさんの中には、身だしなみについて悩んだことはありますか?私は細かい性格で、身だしなみについてどうしたらいいのかという事を気にしたりする性格でした(笑)実際に就職活動をしてみて感じた、「身だしなみ」について本日はお伝えしたいと思います。

 

 

1.身だしなみの重要性

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みなさんは「ラポール」という言葉を耳にしたことはありますか?ラポールという言葉を調べると以下のように書かれています。

言語学、心理学用語。主として2人の人の間にある相互信頼の関係。すなわち「心が通い合っている」「どんなことでも打明けられる」「言ったことが十分に理解される」と感じられる関係。カウンセリング、心理テスト、教育などの場面で重視される。      

出典:コトバンクhttps://kotobank.jp/word/%E3%83%A9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB-147716

人と人が信頼関係を築くうえで大切なこと」と考えていただければと思いますが、その中の一つに身だしなみが存在します。就職活動のでは様々な場面で、相手との信頼関係を構築する必要がある場面に遭遇します。例えばグループディスカッションを想像してみてください。初めて会った人達と良い信頼関係がなければ、良い意見を交換することは難しいですよね?もしもチームメンバーの中に、金髪で髪が逆立った就活生がいたら、あなたは声をかけるでしょうか?恐らくかけないですよね。少なくとも私は恐ろしくて声をかけられないです(笑)

普段の生活においても、例えば電車内など見かけた人に対しても、服装が少し奇抜だったりすると「この人は何かあるんじゃないか?」と思ったり「近づかないようにしよう」と思ったりしますよね。そのように、人間は人の行動ではなく、見た目で判断をってしまうことはよくある話なんですね。

 

 

2.身だしなみについて重要な部分

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では、身だしなみというと何を気を付けておくことが必要でしょうか?

具体的には最低限以下のものはきれいにしておきたいですね!

1.髪形

男性であれば耳が出る髪形、前髪が目にかからない状態がすっきりしてさわやかに見えます。女性も耳が出る髪形が良いです。特に髪が長い方は、必ず結わいて、お辞儀等の動作があったときに、髪形が崩れないかどうかが1つの基準になるかと思います。

2.髪色

髪色については、悩むところですよね(笑) 業界によっては髪色が明るくても問題がないところもあれば、金融のように黒い色を好む業界もありますので、必ずしも何色がいいということはないです。特に夏のインターンでは、3年生のサークルの合宿等もあるためか、金髪などでも金融業界のインターンに参加している人を数人見かけました。ですので、一度インターンに参加してみたり、合同説明会に参加してみたりして、自分の色は明るすぎるか見てみてもいいかと思います。

3.まゆげ

眉毛一つで、顔の印象って変わりますよね。特に自分なんかは、顔が怖いといわれることが多かったので、柔らかくなるように意識していました。いずれにせよ、どんなイメージを面接官やほかの就活生に与えたいかということを考えて、美容師さんにお伝えすると良いです。

4.つめ

エントリーシートなどではわかりませんが、グループディスカッションや面接などでは見えてしまうところなので、気を付けておきましょう。あまりに長いと不潔感が出てしまうので、特にサービス業を受けようと思っている人は接客が必須となりますので、詰めのケアは怠りなく。

5.スーツ

スーツをびしっと決めているだけで、急にできる人感でますよね(笑) それと同じで、やっぱりスーツにしわがあると、それだけでマイナスです。また、色についても、多くの就活生が黒色のスーツを身に着けるかと思いますが、あえて黒色を見に着けるメリットもありませんので、黒色でいいかと思います。

6.靴

こちらに関してもスーツ同様に黒色でいいかと思います。女性に関しては、就職活動中も動き回るのでヒールが高すぎないほうがいいです。また、使いまわしていると傷がついていると、できない感が出てしまうので、ケアを行うか新しいものを買いましょう。

7.ネクタイ

基本的には、赤・青・黄の3色でよいかと思います。柄物は避けたほうがいいです。

 

3.誰のための身だしなみ?

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色々と書いてみましたが、結局のところ大切なことは1つだと思います。それは「あなたを目にした相手が不快に思わないか」ということです。身だしなみで評価を上げることは難しいですが、細部への気遣いがないために、評価を落としてしまうことはおおいにしてあることだと思います。 そして、そのちょっとした評価があなたなの足元をすくうかもしれません。面接で落ちたときに、落ちた理由が身だしなみだったら、笑えませんよね。「あなたを目にした相手が不快に思わないか」ということは「神は細部に宿る」ということだと私は思います。

 

まとめ

就活用の写真を取ったりするだけでなく、身だしなみに気を付けておくことは就活におけるすべてのタイミングで大切になる内容です。そして、自分自身について一つ一つのことを大切にできる人のほうが、不利益を被ることは少ないはずですので、ぜひ身だしなみについて意識をしてみてください。

 

本日も最後まで見ていただき、ありがとうございました!

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【説明会】結局、合同説明会って行ったほうがいいの?

就職活動を始めるときに、「いきなりインターンとかは怖いし、まずは合説(合同説明会)から始めるかな~」と考える方は多いのではないでしょうか?私自身はそのタイプの就活を行っていました。その一方で、先輩から就職活動について相談をすると、きまって「合説は行っても意味がないよ(笑)」と、思ってもみない返事が返ってくることもよくあります。(私の周りで、「合説に行って意味があったよ」と言っていた人は自分1人くらいでした(笑))そんな世間から低評価な合説ですが、使い方によっては役に立つ部分もあると私は考えています。本日は、「合説って行ったほうがいいのか?」についてお伝えしたいと思います。

 

 

1.合説に行って意味がないという人について

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まず初めに、合説に行って意味がなかったという人の心理についてお伝えしたいと思います。就職活動を始めると、まず多くの人が合説に行くかと思います。しかし、この合説、スタートではいろいろな企業に出会えますが、1ブースで話を聞ける時間が限られているため深いところまで知ることはできません。それどころか、より詳しい話を聞きたい場合は、いついつにある説明会に来てくださいね~と、「詳しくはWeb」でと言わんばかりな対応をされることが多いです。そのため、多くの就活の先輩は「さわりしか聞けないなら、初めから個別の説明会に参加するわ!」という感じで、「合説なんか行っても意味がないよ」というわけです。

 

この先輩が言っていることは非常にシンプルでわかりやすい意見ですよね?ですが、合説の一番の旨味を吸うことができていない発言でもあります。

 

そもそも、今回足を運んでいるのは「合同」説明会ですよね?なのになぜ個別の情報を得ようとしているのでしょうか?むしろいろいろな情報を横断的に獲得できることが合同説明会の一番の特徴であるはずです。では横断的に情報を獲得できることのメリットって何でしょうか?

 

2.いろんな企業や業界の特徴を理解しておかないと面接で落ちる

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メリットを考えるために、一旦話を変えて、皆さんが受けるであろう本選考の話をします。本選考の面接では、「なんでこの業界なの?」「なんで他社じゃないの?」ということを根ほり葉ほり質問されます

私は面接の練習をお手伝いするときに、上記の質問をします。その際に、よくあるやり取りをお伝えします。

 

~よくあるシーン~

就活生:人の成長を支えたいので教育業界を志望します!

:うんうん、ほかの企業と比較するとどこが強みだと思ってるのかな?

就活生:○○と××の点だと思います!

:確かにそうだね。じゃあ、人の成長を支えようと思ったときに、金融業界や人材業界じゃだめなのかな?

就活生:う~ん、教育業界以外考えたことがなかったので・・・。

 

かなり簡潔に書きましたが、こんなシーンに出くわすときがあります。人の成長を支えようと思ったときに、資金面や仕事面から、頑張ろうと思っている人の成長を支えることもできます。成長=教育業界と考えるのは実に短絡的な考え方なのです。

多くの場合が、自分の興味=自分の興味ある業界で説明を行います。それはそれで間違ってはいないのですが、興味ある業界で説明すると、どうしてもそれ以外の選択肢を排除することが難しくなります。例えば、「お肉が好き」と言ってしまうと、鶏肉、豚肉や牛肉以外にも鹿肉やラム肉などさまざまなものが含まれてしまいます。もっというと「じゃあ魚肉ソーセージは?」と、線引きが曖昧になってしまいます。

ですので「魚ではなくお肉が好きです。具体的には馬肉が好きです。というのも、魚は生臭くて・・・」のように話をする必要があります。

 

例えが長くなってしまいましたが、実際に面接を行う過程で、他の業界ではダメな理由を説明出来なければいけません。そして、そのような深い質問が投げかけられるのは最終面接あたりになります。そのタイミングではすでに個別での企業説明会しか行われておらず、他の業界ではダメな理由を見つけることが時間的に難しくなります。だからこそ、最低限、業界に関する知識は身に着けておかないと、最終面接あたりで答えることができない状態になってしまいます。

 

3.結局どんな人が合説に参加したほうがいいのか

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結論からお伝えすると、どんな業界があるのか知らない人は間違いなく行ったほうがいいでしょう。そして、自分の行きたい業界がおぼろげでも決まっている人は、やりたいことがその業界と重なっている業界がないか確認しに行くのもいいと思います。どんな業界が重なってくるのか分からない場合は、合説に参加して人事の方に質問してみてもいいと思います。普通は答えてくれるはずです。

 

そして、実は合説に1番参加してほしい人は、就活にやる気が出ない人です。自分が思っているよりも、世間には就活を頑張っている人がたくさんいます。余談ですが、私は経済学部から文学部に転部を行いました。単位の関係で3年から3年に移ったため、周りの人たちが就活をしている場面に2度直面しているのですが、経済学部と文学部では就職活動に向かう温度感がかなり異なります(夏のインターンどうしようかなという経緯財学部⇔まあまだ就活やってないし、まだいっかという文学部)。そして、大学内でもここまで格差があるのであれば、大学外ではもっとその差は顕著だと思います。

 

自分のペースはほかの就活生と比較して、どうなのかということを知るためにも、ぜひ合説に参加してみてほしいと思います!何をするにも、目的が大切です。合説に参加するのは目的ではなく手段なので、その点だけ間違えないようにしてほしいと思います。

 

まとめ

すでにいろんな業界を理解できているという人からすると合説に参加するのは無駄足になります。逆に、就活を始めたばかりで、業界について理解が乏しいという方や、やる気が出ないという人にはおススメです。就職活動は長い時間の活動になるため、うまく自分のモチベーションをコントロールしながら活動していきたいですね!最終面接で求められることを意識しながら、逆算して行動していきましょう!

 

本日も最後まで目を通していただき、ありがとうございました!

また次記事でお会いしましょう!

【GD】グループディスカッションで受かるための3つのポイント

夏が過ぎ、インターンを経験した就活生は多いのではないでしょうか?インターンに参加するにあたっても、エントリーシートの提出や面接が求められたりと本選考さながらのフローを経験することになると思います。本日は、そのフローの1つであるグループディスカッションについて、受かるために必要な3つのポイントをお伝えしたいと思います。

 

 

1.まずは役割を明確にすること

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え?そんな当たり前のこと?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、この当たり前が非常に大切になります。というのも、私はこんな9名ほどのグループディスカッションで大変な経験したことがあります。その時の状況は以下のようなものです。 

 

~遭遇した場面~

就活生A:では、話を始める前なんですが、タイムキーパーや書記は私がやるので、皆さん自由に話してくださいね。では就活生Bさん、○○について意見はありますか?

就活生B:私は~で、~なので・・・(3分ほど話が続く)

就活生A:なるほどなるほど。では宮さんはどう思いましたか?

:9人もいて、1人3分も話すと終わらなくなるので、30秒ほどで話しますね。かくかくしかじか。

 

このグループディスカッションでは、ほとんどの人が、就活生Aに困惑をしていたように見えました。それと同時に、このままだとおそらく話が回らないという不穏な空気も流れていました。

なぜ就活生Aのような人が出たのかといえば、答えは単純明快です。役割=価値があると考えてしまっているからですね。

その結果、一人ですべての役割を担おうとして、結果何一つうまくいっておらず、チームがダメになってしまいそうになりました。実際、タイムキーパーとしての役割を担いながらも、タイムコントロールを行えていなかったですし、書記を担いながらも、まとまった意見が言えたわけではなかったので、今振り返ると相当ひどかったと思います。

 

役割を明確にするというのは2つの意味があります。1つ目はチーム内の役割を明確にする」ということです。それは、あくまでも議論を効率よく促進させるために必要なことであって、必ずしも自分が担う必要があるものではないです。話の流れを読んで、必要に応じてタイムキーパーでなくとも時間を伝えることは必要ですし、極論、チームの一人一人がすべての役割を意識できると議論に集中できるチームになるはずです。

 

それよりももっと大切なのは、2つ目の「自分の得意な役割(=立ち位置)」は何か?です。先ほどの例でお伝えすると、私の得意な役割というのは、論理的に考える立場を取ることです。なので、このまま一人3分話すとチームが回らなくなるということを感じて行動をしました。

 

常に自分の強みが意識で来ていると、その強みを活かすためにどんな立ち位置で話に参加すればいいか意識しながら参加できます。その強みが活かされるので、グループディスカッションの中でキラリと光るものを持った人に見えるというわけです。先ほどの例では、その発言くらいしかしていませんでしたが(そもそも、人数が多いので、発言の機会がそんなに無いわけですが)結果、選考を通過していました。

 

自分の強みを活かせる立場で話をすることが非常に大切だということを知っておいてほしいと思います。以下に参考までに、代表的な役割を担うときのポイントをまとめましたので、自分の強みが活かせそうか考えてみてほしいと思います。

 

  • ファシリテーター:周りへの気配りができる人:話ができていない人に話を振ったり、意見を引き出せるといいでしょう。特に、「なんで?」や「どうして?」といった議論を深めるためのワードや「ほかにある?」「例えば?」などと話を広げるためのワードを使えると、議論が活性化します。
  • 書記:意見をまとめることができる人:人の意見をまとめつつ、議論中で足りない観点や全体の話の矛盾点を伝えることができるといいでしょう。裏のリーダー的な存在だと私は考えています。また、人の意見をまとめつつ、自分の意見を言わないといけないため、聞いて理解することが苦手だという人は、できれば避けたほうが良いかと思います。
  • タイムキーパー:ゴールから必要な時間を逆算できる人:一番大変な役割なのが、タイムキーパーだと私は思っています。初めて議論する内容がほとんどのグループディスカッションで、ゴールを逆算して、あと○分で終えようと伝える必要があるためです。ときには、「完成物ができないと意味がないので、ここでいったん終えよう」などと、無慈悲な声掛けもする必要が場合によってはあります。

2.意見を言える状態を作ること

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自分がどんな役割で勝負すればいいのかわかったら、次はその役割が十分に担える雰囲気を作っておくことが大切になります。特にグループディスカッションでは、初めて会う人がほとんどだと思います。ですので、いかにスタート前に仲良くなるか、話せる雰囲気を作るかが大切になります。

 

私が実践していたのは、「緊張しますね」ということを必ず着席後に話すようにすることです。相当場数を踏んでいる人か、そもそも人と話しをすることが好きな人でなければ、大半の人はグループディスカッションが始まる前に緊張をしているはずです。だからこそ、「私もあなたと同じ気持ちなんですよ」ということを伝えて、打ち解けるということをしていました。

 

また、議論中に意見を言えない状態(議論で自分が飛ばされてしまっている状態)に遭遇したことがある人もいるかもしれません。そんな時に行っていたのは、静かに手を挙げるということです。何かを話そうとすると、横の人の意見が強く、流されてしまうこともありますが、この方法はほぼ自分が意見を言える状態になります。手を挙げてみると分かるのですが、面白いくらいに議論が一度中断します。そして、決まってそのあとに「○○さん、意見ありますか?」と話を振る人がいます。グループディスカッション中であれば、手を挙げている人を気遣うということは誰しもが反射的に行うことなので、一気に自分の場に持っていくことができるので、オススメです!(ただし、当たり前ですが意見がないのに手を挙げることはないに様にお願いしますね!)

 

3.場数を経験すること

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最後は、「結局それかよ~」と思われるかもしれませんが、なんといっても場数が大切になります。ただし、やみくもにグループディスカッション講座などに参加しろと言いたいわけではありません。私自身、就職活動が始まった当初は手当たり次第にグループディスカッションに参加していました。しかし、結局のところ議論のお題をいくつか知っただけで、何一つ成長していませんでした。

 

考えに考えた結果、議論における自分の強みを洗い出して、その役割に徹することだけに集中しました。すると、どんな流れだと自分の話ができるか分かるようになってきました。この、自分の強みが発揮できるステージを理解するには、何度も場数を踏むしかありません。いくらプールでの泳ぎ方を本で学んでも、実際にプールで泳がなければ進歩はありません。

 

また、場数が増えてくると、どんな時には自分の強みが出せないのかも分かってくるかと思います。そんな時には第2の強みを持っておくことが大切になります。2人に1人が持っている強みだと50%確率で強みが重なります。その場合は、より優れた強みを持った人が合格を勝ち取ります。ですが、もし第2の強みを持っていたら、どうなるでしょうか?50%×50%=25%なので、4人に1人の存在になります。グループディスカッションは平均して4~6人程度で行うものなので、これだけでもほかの人とかぶらない存在になります。その強みで勝負できるかを検証するためにも、場数を踏んでほしいと思います!

 

まとめ

グループディスカッションで大切になるのは、自分の強みを理解して、その強みが発揮できる場面を作りだせるようにすることです。そして、そのための練習を本選考までに何回出来たかが、本選考のグループディスカッションを通過するためのコツになります。ぜひ、早い段階から動き出して、自分の型を身に着けておけるといいですね!

 

本日も最後まで目を通していただきありがとうございました!

また次の記事でお会いしましょう!

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【OB訪問】OB・OG訪問ってどんなメリットがあるの?

本日は就職活動でOB・OGに訪問するメリットをお伝えしたいと思います。

 

私が就活を始めたころにOB・OGに訪問したほうがいいらしいということを知りました。その一方で、具体的に何を書いたらいいのか分からない(OB・OGの活用方法が分からない)であったり、どんな意味があるのか分からない(OB・OGに会うメリットが分からない)という状態でした。そのため、OB・OGに訪問するという一歩が中々踏み出せない状態に何ヶ月もいました。

 

今でこそ就活生に依頼される立場になった訳ですが、そんな立場になって見えてきた、「就活生からするOB・OG訪問の3つの活用ポイント」をお伝えしたいと思います。

 

 

1.説明会より企業のことを詳しく知れる

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皆さんの中には「企業を理解していないので、まだ自分には早いかも…」「ちゃんと理解していないと失礼かも…」と思って、相談するのを避けている人はいませんか?OB・OGは会社の人であっても、人事の方ではありません。ですので、企業を「ちゃんと」理解している必要はありません!むしろ「ちゃんと」企業について理解していないからこそ、相談したいはずですよね?(ちなみに余談ですが、報連相の研修で、質問するために話しかけたいのに、知らないから話しかけられないという、矛盾した状況を疑似体験したことがあります。まさしく、仕事においても、「分からないなら相談する」という姿勢は大切になります。)

OB・OG訪問は説明会とは違って分からないことがすぐに質問できる会話形式であることが良いところです。

その場で自分が疑問に感じたことやもっと知りたいと思ったことについて知れる点は、やはりOB・OG訪問の1番のメリットでしょう。少しでも気になることがあれば、「あれって実際どうなんですか?」とぜひ質問してみてください!

 

2.今足りないこと・視点を一緒に考えてくれる

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では、「OB・OGの活用法=分からないことを相談する」だけで良いのかというと、それはちょっと勿体無い訪問だと私は思います。もう1つ上の活用方法を私はオススメしたと思います。

せっかく自分が志望する会社の方がいるということは、その会社とのマッチング度合いを面接前に知れる良い機会です。フィードバックを貰えるということは、自分の考えをアップデートできる絶好のチャンスです。

実際に私がやっていたのは「自分のやりたいことは〇〇なんですが、これが出来そうな部署・近しい部署ってありますか?」と聞いてみたり、「〇〇ということをしたいんですが、実現可能性ありそうですかね?」と聞いていました。そこで、「これは難しそう」や「ちょっと厳しいかな」と言われた時が、みなさんの考えをブラッシュアップする絶好のチャンスです!

そんな時にはぜひ、「どこが改善されたら実現できそうですか?」と聞いてみてください! 

3.社会人から見てどう見えるが分かる

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そのようにしながら、やりたい事・やってみたい事を持っていることはとってもいいことです。しかし、就活生のやりたい事を壁打ちしていると、「それって本当に意味がある?」という事に、出会うことが多いです。「あれもこれもそれも含めたサービスをしたい」というものが一番多いです。私はそういう類のやりたい事を「ハンバーグカレーのキャビア添え」なエントリーシートと呼びます。子どもに人気のあるカレーをベースにして、がっつりしたい大人に向けてはハンバーグを付けて、高級路線の人にはキャビアを添える。確かに1つ1つは良いものですが、イデアが合わさった時には、う〜んなものが出来上がってしまうということがあります。だからこそ、自分以外の人の目、できればハンバーグカレーのキャビア添えに気が付ける人に相談をした方がいいアイデアにブラッシュアップできます。

※ちなみに、相談がES提出後になってしまいもったいない人を見かけます。着眼点は非常にいいのに、ビジネス観点が弱いESを書いてあり、光るものがあるのに勿体無いなぁと思ったりします。

 

まとめ

OB・OG訪問を行うことは、皆さんの考えをアップデートするのに役立ちます。その時に分からないから相談しないのではなく、分かるために相談をしましょう!そして、相談をするなら視座を高く持っている人に聞いた方が、より良い志望動機やESができるはずです(学生だから低いわけではないので、その点は注意してください!)ので、一歩一歩頑張ってください!

 

本日も最後まで目を通して頂きありがとうございました!

また次の記事でもお会いしましょう!

【考え方】文句があるなら動けばいい

みなさんこんにちは!

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今日電車に乗っていた時、会社の愚痴を言っている人たちがいました。よく居酒屋なんかでもそういう人たちっていますよね。私はよく「文句があるなら動けばいいのに」と思ってしまいます。ということで、今回は「文句があるなら動けばいい」ということについて、私の人生を振り返りながらまとめてみたいと思います。

 

 

1.文句は人を成長させない

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今でこそ、「文句があるなら動けばいい」と思うようになった私も、大学生になるまでは文句だらけのタイプでした。「あの先生の教え方が悪いから頭が良くならない」とか「あの人はお金があるから、新しいものが買えていいなあ」と、周りに対して不満を感じる毎日でした。そんな私が、「文句は人を成長させない」と身にしみて感じたのは、大学受験でした。受験勉強を周りより少し早く始めていた私は、クラスの中でも他の人より偏差値が少しだけいい状態でした。しかし、部活が夏過ぎまであり、中々まとまった時間を勉強に費やすことができなかった時、「部活があるからしょうがない、周りは部活がなくなって頑張るのは当たり前」と不満を持っていました。そして、受験を終えた後の結果、当初私より低かった人たちでさえ、私が受かった大学より偏差値的には上の大学に合格していました。その時に思ったことが、「文句を言う暇があるなら、まずは自分に矢印を向けるべきだ」と言うことでした。

 

2.矢印を自分に向けると世界が変わる

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そこから私の浪人生活はスタートしました。気持ちを切り替えて、1日12時間くらい勉強しました。今までの中で、一番机に向かっていた時間だったと思います。そんな風に気持ちを切り替えてからは、「周りができていること」よりも「自分がどうしたらできるようになるか」に矢印を向けるようになりました。そうしたことで、他の人のいいところを真似してみたりと「できない→できる」を増やすために、具体的な行動に落とし込むことができるようになりました。勉強において、このマインドを得たことで、偏差値が約30くらい上がったことも覚えています(もともとの偏差値はどんだけだったのかということは触れないでほしいですが笑)。

 

3.他責は何も生まない

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この考えを持って、大学に入学できたことは大変大きな気づきを与えてくれました。アルバイトで、人を動かす立場に立たせてもらった時に、「なんでこの人は動いてくれないんだろう?」と考えるようになりました。もっというと、「どうしたらこの人を動かせるのか?」という自分に矢印を向けた考えができるようになりました。これは社会人になった今でも大変役に立つ考えになっています。なぜなら、仕事は基本的に人と関わるものだからです。その中で、相手のせいにするのは簡単ですが、相手は早々に代わってくれるものではありません。

 

さて、話を最初に戻します。会社や同僚の愚痴を言うのは簡単です。口にすることでストレスも少しは和らぐかもしれません。でも、それは根本的な解決に繋がるのでしょうか?

会社に対して文句のない人は、世の中ほとんどいないと思います。そして、自分個人に対しても、「もっと〇〇だったら良かったのに」と不満のある人もたくさんいると思います。

でも、過去や環境は文句を言っても変わりません。自分を変えられない人に周りを変える資格なんてないんですから。

日々の中で、「どうしたら」という視点を持ちながら行動していきたいものですね!

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました!

また次の記事でお会いしましょう!

【考え】結婚と就活は似てる

みなさんこんにちは!

先日、高校の友達の結婚式に同席してきました。いつも思うことですが、結婚式に参加すると幸せな気持ちになりますよね!

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でもその一方で、離婚をしてしまう人もいるのも事実ですよね。そんな方々でも、最初の頃は幸せを願って結婚したはずです。

最初の頃は幸せを願っている(夢見ている)のは就職活動においても同じだと思います。社会人になった人の話を聞くと、夢や希望を抱いて入社したのに、早々と辞めてしまったという方もいます。

 

そこで私が感じた「結婚と就活の類似性」について本日は考えてみたいと思います。

 

 

1.結婚も入社もゴールではなく、スタートである

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いきなりですが、私は結婚しても幸せにはならないと思っています。というのも、結婚は人生の通過点でしかなく、ゴールでもないからです。もちろん、結婚自体は幸せなことだと思いますが、「結婚→幸せになる」というよりも「幸せ→結婚しよう」なのではないかと思います。なので、幸せ絶頂期の1つのタイミングで結婚式をする方が多いので、基本的には幸せな時間になるのかと思います。

 

さて、就活ではどうでしょうか?第一志望の会社があり、そこに向けて頑張り、見事内定を取ったら終わりでしょうか?むしろ内定後がスタートですよね?結婚も就活も決まったら終わりではなく、決まってからが大変なことばかりだと思いますので、それを意識しておくことが大切だと思います。

 

2.結婚も入社も決まってからが重要

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先ほど、結婚も就活も決まったら終わりではなく、決まってからが大変なことばかりだとお伝えしました。結婚前、就活前に考えておくことは、決まった後のライフプランを考えることだと思います。

結婚してから、いつまでにいくら養育費を貯める必要があるのか、老後に必要な資金はいくらか?などと考えていても、間に合わなくなってしまうことがあるかと思います。就職活動も同じで、その企業に入るのはなんのためなのか?ということをじっくり考えてほしいと思います。そうでないと、その後の選択が場当たり的になってしまい、10年後に「あれ?こんなはずじゃなかったぞ?」と後悔することになるでしょう。

 

3.結婚後も入社後も行動し続けることが大切

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じゃあ、10年後に後悔しないために出来ることって何でしょう?それは、現状がいつまでも続くと思わないこと、現状に満足しないこと、だと思います。現在の状態が未来永劫続くわけではないからこそ、常にアップデートし続けることが大切です。また、現在の状況が未来永劫続くわけではないということは、今良い時だとしてもいつか悪い時が来るし、今悪い時にいる人にも、いつか良い時が来るということです。恋愛も常に、良い時だけではないですよね?

 

と書いたものの、人は自分1人では頑張り続けるのが難しい生き物です。以前書いたように結婚であれば、その前段階で沢山失敗をしておくこと、就職活動なら、その前に沢山失敗をして、やり直せる後悔を沢山積んでおくことが大切です。

 

portfolios.hatenablog.com

 

そして、時には周りの人を頼りながら生きていくことが本当は大切なのだと思います。結婚にせよ、就職活動にせよ、人の力を借りることができる人ほど、幸せに近づけるのかもしれないと思いました。

【面接】面接官(聞き手)が知りたい3つのポイント

みなさんこんにちは!

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今日は朝から就活生とお会いしてきましたので、その時の話を「面接官(聞き手)が知りたい3つのポイント」としてまとめたいと思います。

 

読んでほしい人:話のネタはあるけど、どう伝えたらいいかわからない人

では3つのポイントを整理したいと思います。

 

 

1.具体的に伝える

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「小学生でも伝わるように話をしましょう」とよく言われますが、そもそも「小学生でも伝わる」とはどのような状態なのでしょうか?例えば、小学生に向けて飲み物の話をするときに「ポンジュースがいい?トロピカーナがいい?」と話すことはないですよね?おそらく、「オレンジジュースでいい?」と聞くかと思います。一方で、ポケモンの話をする時には、「ピカチュウって言う、ネズミみたいな形の~」とは説明しないはずですよね?

つまり、「小学生でも伝わる話=具体的に伝える」というわけではありません。正確に言うと「小学生(の背景知識)でも伝わる話」だと私は考えています。

この話を就職活動に置き換えてみると面接に限らずグループディスカッション等、初対面の人と話をする時には、どうしても背景知識が異なるため、具体的に伝えるのが難しい場面に遭遇します。なので、その背景知識を同じ状態にしないと、自分は伝えたと思っていたことが、伝わってはいないというミスコミュニケーションが発生してしまいます。

なので、初対面の人と話をする時は、相手に合わせ、必要なレベルでの背景知識を整えることが、伝わるための1歩になります。

 

2.なんでそんなことをしたのか伝える

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さて、就活をしていると「なぜ?」を3回繰り返しましょというようなことがよく言われます。そもそも、『なぜ「なぜ」を3回も繰り返す』必要があるのでしょうか?少しそこについて触れたいと思います。以下のシーンを考えてみてください。

みなさんが飲食店の店長だとして、アルバイトから「店長!売り上げを伸ばすために、店舗を掃除しましょう!」と言われたら、受け入れますか?

多くの方は、「いやいや、メニューの充実や値段の調整が先でしょ!」と返事をするかと思います。こんな場面が面接では沢山あります。話し手の側から見てみるとこんなロジックで話が進んでいます。

  1. 現在売り上げが下がっている
  2. 売り上げを上げるための施策としては、人を増やすことである
  3. 現在の店舗を確認すると、店舗前に人は通るのに中に入ってくれないという状態である
  4. よくよく見ると、ガラス張りの店内なのに、掃除が行き届いていないので、入ろうとしてくれない
  5. 味やコスパはいいはずなのに、それを知ってもらえない
  6. つまり、新規のお客さんが店内に入ってくれないことには、味やコスパの良さを実感してもらえない
  7. ならば、店内の清潔して、入ってみたいと思われる店舗にしたら、お客が来るのではないか?
  8. そうだ!掃除を提案しよう!

という流れです。ここまでくると、なぜアルバイトが店舗掃除を提案してきたか分かるかと思います。しかし、多くの就活生の場合、1と5だけ話をしてしまい、肝心の「なんでそんなことをしたか」という観点が抜けています。そのため、見た目は小さい改善でも、本質に基づいた改善なのに、そのインパクトが伝わらないということがよくあります。いわゆる「もったいない伝え方」ですね。

初めてあった人に対してだからこそ、「なんでそんなことをしたのか」という観点が抜けてしまうと、聞き手は話のポイントを掴むことが難しくなります。聞き手が理解できる状態を作るためには、「なんでそんなことをしたのか」という点を意識しながら話ができると、無駄な質問などもなくなるかと思います。

 

3.伝えるために伝えないことを決める

既に話すネタはあるよという方の話には、面接官から見ると「伝えすぎて結局何が言いたいか分からない」という状態になっている可能性があります。自分の伝えたいことをシャープにするためには、「伝えない」という観点も大切です。先ほどのアルバイトの例では、2や6は伝えなくてもいい内容(枝葉の情報)です。そして、枝葉の情報は、普通の面接官であれば、「なんでそう考えたの?」と質問をしてくれます。自分の幹となる情報は何なのか?ということが意識できていると、ESの冒頭でがくちかのダイジェストを書く際にも、触れてほしい内容をあえて抽象的に盛り込むこともできますしね。

 

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ちなみに、自己分析なんかでも、小学校や幼少期の体験から振り返ったほうがいいと言われます。自己分析を過去から行った結果、「あれ?なんのためにしていたんだっけ?」という経験はないでしょうか?そうなった人たちはそれらを個別の事象と捉えてしまっているのだと思います。個別の事象として捉えるのではなく、一気通貫している幹の性格は何なのか?を探るための自己分析だということも理解しておかないと、枝葉の情報を伝えたがゆえにぼやけた話になってしまうこともありますので、気を付けておくといいかと思います!

 

本日は、就活生と話をする中でお伝えした情報をまとめてみました!

またほかの就活生と話をした時には、まとめていきたいと思います。